――学べよ多分意味は無し。

ズンドコ科学教室

以下、コのHP内のみの設定デス。公式ではアリマセン

音素振動数について


音素振動数値早見表


-360〜0
第一音素
(うち-360〜0...1
闇系音素粒子
1
素粒子(元素最小)
2
第二音素
3
原子基本
(四連結可能原子:炭素など/音響粒子譜最小)
3.0...1 以上
原子基本以外の元素、分子=音響粒子譜
3.141592...
固定第一音子
固定第七音素
4〜6
変動第一音子
変動第七音素
7〜361の内の奇数
第二音子=第五音素
4、6
第三音子=第三音素
7
三元素分子基本
8〜360の内の偶数
膨張第二音素=第四音素
360.0...1 以上
宇宙が外部に発する音素振動数
  359.99...
第六音素
0
停止素
=360
虚空素
=宇宙そのもの
3.0...1 以上 4.99...以下
三連結可能原子
5
二元素分子基本
5.0...1 以上 6.99...以下
二連結可能原子
7.0...1 以上 10.99...以下
一連結可能原子
11
五元素分子基本
12
二元素分子と三元素分子のみから成る物質の最低振動数
14
二連結可能原子のみの構成(=三元素分子)から成る物質の最低振動数
(以下略)
360
虚空素
=宇宙そのもの
= 0
停止素
9
四元素分子基本
10
一連結可能原子のみの構成(=二元素分子)から成る物質の最低振動数

 ※10、12、14、16、20、以下略 …無機物・鉱物の音素振動数
 ※3.6前後、5〜6前後、8〜10前後 …生物・有機体の音素振動数(内部で打ち消し合いが起こるため、値が金属より小さくなる)
  πより大きく4より小さい値…第七音譜術士・人間、 4より大きく7より小さい値…二極系譜術士・動物、 7より大きく11より小さい値…四元素系譜術士・動植物
 ※一般的に10前後の値の生き物が多い(細胞の音素振動数)

「はいっ、コレが各個体の音素振動数の値一覧です。」
「音素だけ覚えればイイでしょう。太字の処です」
第一音素は宇宙と同じ値なんですね。360という数字には意味が?」
「ええ、宇宙は平面的に回転する事で存在の維持を続けています。
 つまり円の角度なんですね」
第七音素が第二と第三の間に在るんだな。他のは順番に並んでいるのに」
「本来『音素』じゃないんです。限りなく元素に近いエネルギー体、と言うか」
「原子の基本値とやらに近いですわね」
「はい、生命の最低数値です。コレより小さい値の生物は死体です」
「げ。」
「固定値の他に変動値が在るようだが?」
「譜石の音素振動数だ。第七音素亜元素かつ第五音素の亜種であり、一粒一粒を見ると実は全て音素振動数が違う。スグに消えるため観測は不可能だがな。
 それら非定量音素が第七音素(集合体)に成ると一つの音素粒子として固定した音素振動波を持つように成り、その音子が結晶化して固体に見えるように成ると、元素のような変動を繰り返す状態に成るのだ」
「その状態から更に別の属性の音素と結合して、それで第七音素は完璧に音響粒子譜(個体)としての性質を確立させるんです。
 譜石に緑がかった色が多いのは、同じ振動数に当たる第三音素が最も自然に入り込むからなんですよ。」
「音子は音素が音響粒子譜化する前の物質の事で、そのままでは時間と共に徐々に消滅していく性質を持ちます。
 全ての個体は生まれた時から少しずつ音素振動数を小さくしていく音子なのですが、固体即ち原子や分子が持つそのペースは余りにも遅いため、『元素』に分類される個体は音子でなく音響粒子譜と呼ばれているのです。」
「例外は土や水(地面あるいは海から分離している状態)、火や風といった四大元素やその結合状態である泥、大量の炎や大風、雪や雷といった『現象』ね」
「そりゃそーいうのは個体(固体)とは言わないだろ」
「でも触わったり感じたりする事は出来ますわ。『物体』としての定義が曖昧な物を音素粒子と言いますのね??」
「はいですの。
 それを生み出し構成しているエネルギーも音素、という事で音子は一般的にはそのまま『音素』と呼ばれているですの。」
「音素自体が音子と兼性している場合もいっぱい在るしね。
 同時に音響粒子譜としての性質を兼ねた音素もいっぱい在るけど、分子より小さい物はフツー人間には分からないから『個体』呼ばわりはしないんだ。」
「個体の音素振動数値が減少するのは、つまり寿命と共に元素と元素を繋ぐ音素が乖離して、それにより音素と音素を繋ぐ元素が消滅し、また音素が乖離するという繰り返しを行っているからです。
 第六音素以外の音素と元素は、そういう訳でいずれ分子基本に成って第三音素と原子基本に分かれて第三音素が原子基本に成って原子基本が第二音素と素粒子に成って第二音素も素粒子に成ってそのそれ以上観察する事が出来ない『素粒子(元素体とも言う)』に成ったという時点で、完全に『消滅』したという事に成ります。」
「第六音素だけ例外なのは?」
第六音素は数値上では第五音素のひとつだけど、発生した時期が宇宙最初であり最後に『消滅』する予定の音素なのよ。同時に宇宙そのものの次に巨大かつ最も強力で、それでいて素粒子またはそれ以下より小さな信号を持つ特殊な音響粒子譜にして音子なの。性質そのものも他の第五音素と随分異なるから、別格で第六音素の名前が在るのね」
「なんかスゲェな!」
「貴様の頭上で何時も能天気に輝いているがな。」
(……嗚呼。恒星レム……)
第一音素宇宙と同じだから別格。
 闇系音子は通常の元素や音素と結び付いて、値を0に増やした時点で消滅する。結び付いた側もその分減らされて消滅」
「あらゆる音響粒子譜の振動はそんな風に互いに相殺し合っていて、『消滅』した瞬間『宇宙』は別次元的に『1』増量して『時間』を1進めます。
 そしてまた最大360の振動値から0の値までに減らす事によって、空間的な『寿命』を縮め違う時空を生み出し『過去』や未来に変えていっているのです。」
第七音素の『集合』体は『固定』と聞きましたが……」
「はい、第一音素と第六音素、第二音素と第七音素の集合体は音素振動数値を変化させる事は在りません。永遠に同じ数値を差します。」
「今言った事と違うぞ!?」
「違わないわ。今上げられた音素は素粒子を挟んで互いに接し合っているから、『相殺』とは言えずプラスマイナスで値も変動しないだけなの。」
「…………」
「第七音素は恒星レムや惑星オールドラントと繋がるもの、早い話『宇宙の回転』そのものから発生する音素なんですよ。第六音素が素粒子とぶつかる事で振動パターンを変えエネルギー数値も変更した、それが第七音素の元です。第二音素と言います。
 第二音素の集合体は惑星オールドラントを始めとする『世界』であり、その世界即ち星々の集合し『回転』する空間が『宇宙』です。だから第七音素の集合体は宇宙の『回転』の中心に在る存在(=レム)と繋がっているという事になり、過去と未来と現在、元素と音素と虚空というあらゆる要素が交わる点の中心に存在する、そして『点』であるが故に『動く事』も無いため常に固定された音素振動数値を示す――、と言う訳です。」
「難しいですわね。」
「紙に点描いてその紙を幾ら動かしても、点はその紙の中のその位置から決して動く事は無い、って事かな??」
「まぁね。
 死人と生者とのぴったし中間地点に居るから、ルークとアッシュは『寿命』が分からず何時死んでもおかしくない状態なんだって♥ 同時に物凄く長生きする可能性も持っちゃいる状態らしいけれど」
「…………」
「音素は第一音素第六音素の間に『発生』し、元素を結び付け合わせる事で『世界』を作り個体をその『世界』の内部に『存在』させています。
 第二音素から第五音素は『世界』の中にのみ存在するので、それに第一音素と第六音素が加わった第七音素はイコール『世界』そのものと同じ存在であり、故に星の音素振動数を持ち幾つもの『完全同位体』が『存在』します。ただ個体別に大きさやパワーや素質と言ったものが違っていて、そのために同位体同士であってもスグに『反応』し合う訳ではないのだとか」
「原子基本の3という数値は素粒子第二音素の値を足したものだ。
 同じようにもうひとつ素粒子か原子を足すと第三音素、第二音素の方を足すと分子の最小に成る」
「素粒子の『1』という数字は便宜上のもので、理論上はもっと小さい0.1や0.01サイズの物質が存在すると言われています。
 そしてその最も小さいとされる物質の音素振動数を宇宙全体の音素振動数から引いた値が、真の第六音素の値です」
「359.9、っていうのはコレまた便宜上か。」
「はい、第三音素から第六音素、それに一定量以上存在しない第七音素(=非定量音素)の音素振動数は、特定の数値が無いんです」
「コレは音子が振動し、音譜力を常に消費し続けている事が原因です。
 音譜力が無くなると、元素が原子の状態でバラバラに成って生物では繰り返しのようですが死にます」
「チーン。」
「いわゆる音素乖離ですね。」
「はい。」
「えーっと、第四音素第五音素の数値は交互に成るんだな。」
「二つとも第三音素が基準なんですの。
 第三音素は第二音素の中に第一音素が在りますから、合わさった瞬間音素が融合を始めて減り始めるんですの。」
「音素が同じ属性同士で引き合う性質は、第一音素と宇宙の存在が同じ、という部分から来ています。
 だから第六音素で遮断して、元素質粒子と第二音素の壁が僕達の個体を守っているという訳なんです」
「ふーん」
「第六音素は第五音素のひとつであり、第五音素は他の属性と共に第七音素に含まれる。
 お前の『聖なる焔の光』という名、深読みするとなかなか面白い事が分かるかも知れんな、アッシュ。」
「…………」


キャラクター別音素振動数



ローレライ
3.14...

π以上4より小さい値
第七音譜術士セブンスフォニマー
    
4より大きく7より小さい値
二極デュエット系譜術士
        
7より大きく11より小さい値
四元素カルテット系譜術士

「ローレライを起点として、ルーク達を大まかな音素振動数で並べて見ました。」
「間違ってません?? ルークとアッシュって、ローレライと同じ振動数値の筈でしょ」
「だとしたら存在していませんね、ドチラも」
「導師が話した個体を存在させる壁、って奴だ。
 音素振幅数とも言い、屑の分俺は値が大きい。」
「……ムカツク。」
「二極系譜術士は値が大きい方が、四元素系譜術士は値が小さい方が譜術士として優れている。
 ティアは第七音譜術士だが、混成型なので位置としては四元素系譜術士の処に入る」
「私と大佐は同じくらいの音素振動数なんですね」
「はい、とは言え私の場合は譜眼で能力を高めているという設定が在りますが」
「わたくしがローレライに一番近いのですね。
 ティアとの違いは何なのでしょう?」
「混声型の第七音譜術士は複数の属性の音素を使い、場合によっては六連音動譜が扱える。
 対して独唱型の譜術士は、第七音素そのものを直接操るため、内包する属性ひとつひとつは操作出来ない」
「まー音素を掴むための網みたいなものが、ティアは小さい分網目も細かくて小さい音素も拾える。
 ナタリアは網目が粗くて大きな音素しか拾えないけれど、網自体が大きいので多量の第七音素を一度に扱えるという事です」
「体質的に第七音素を取り込みやすく、また自然に排出する。
 だから大した訓練をしなくとも、直感だけでかなりの第七音素譜術を扱えるのがナタリア姫のタイプだ」
「うわ流石肉体派的お姫様」
「寧ろ知識は要らない、か……」
「其処ォ! 砕かれたいかソレとも焦げるかッ!!?」
「アッシュは四元素系なのですわね。」
「元々はティアのような混声型。
 ルークに二極音動譜を渡した分、残りの能力が特化したとか」
「……綺麗に音響粒子譜なのよね、全部。威力は凄いけど、第五そのもの、第三よりの第四といった音子は無い。
 オマケに全属性一種類ずつって、コレは良く在る事なんでしょうか。」
「無いですね。音素は属性が変化するので、普通はその『変化しつつある音素で構成された音子』が術に出ます。
 しかし二極音動譜が無いため、半端な状態ではなく音素と音素、元素と元素がガッチリ結合した音響粒子譜がアッシュの譜術では出現するのでしょう」
「……ある意味ナタリアと似たタイプか。」
「豪快カップル……大型音素しか使えないナタリアと、混じりっ気無しの巨大化済み音子しか扱えないアッシュと」
「ジェイドはバリエーション豊かだよな?」
「地水火風を中心に、その中間、更に第六音素を音動譜で呼ぶ事が可能です。
 ティアと良く似ていますが、闇である第一音素の構成は不可能なようですね」
「ええ、残念ながら二極音動譜の完成には至りませんでした。
 かと言ってコレ以上振動数を下げると、二極系譜術士に成って四元系譜術が使えなくなってしまいますからね。」
「二極系譜術士は一切の四元が使えませんの?」
「四元音動譜を一気に動かすため、ひとつずつの属性を扱うという事は不可能なのだ。
 ただし第一音素に音譜力を取り込み、順々に第二、第三と成長させていく事は出来る。アリエッタのようにな」
「彼女もフィーリングで音素を扱うタイプですね……途中で音子の成長を止めず、一周させた第七音素の構成を完成させてしまう」
「ソレがかの有名な『ビッグバン』だ。
 六連音動譜で小型の『世界レプリカ』を作り、オリジナル世界と共鳴させ超振動を引き起こす」
「……あの技超振動だったんだ。道理でHPが1残ると思った。」
「フォミクリー譜術の天性の使い手、ですか……ヴァン、貴方まさかアリエッタのソレも利用しようと企んでるのではないでしょうね?」
「……フッ、さぁな。」
「兄さん! 幼女に手を出すのは犯罪よ!?」
「お前と同年齢だろう……無茶苦茶信じられないけどさ」
「お前が言うのもどうかと思うが……。
 しかしヴァン、妹に手を出すのも犯罪だ。」
「……貴公は何を想像した??」
「えー、書き手が『アリエッタの秘奥義がレプリカ世界作成まんまである事は、つい最近気付いた事なので創作に反映できるかどうか謎です』、だって。
 処で二極系譜術士と来たら、根暗ッタより可憐で可愛いアニスちゃんの話をするべきだと思うんだけれど」
「二極系譜術士としては、ディストやアリエッタに劣りますね」
「あんだってぇ!?」
「ソレよりトクナガの仕組みを知りたい人の方が、多いんじゃないでしょうか……例えばガイとか」
「はいはーい!」
「ですの!」
「今キャラ別譜術の話をしてるんじゃ」
「音素の振動数に合わせて巨大化するという設定だからイイでしょう」
「音素振動数ってそう言えばどうやって測るんですの?」
「ん?? ソレは……」
「公式設定が無いので不明です。
 ただトクナガに関して言えば、対象を掴む事で変じる音素振幅数の値が内部音機関の設定されたソレに達した場合に巨大化、――という仕掛けに成っているんじゃないかと考えていますが」
「いやサッパリだろその説明はッ!!」
「うーん、まず個体がちょっとでも別の物に触れると、其処から熱伝導が起こって物体からの音素が個体の中心核に入り、代わりに個体からの音素が物体の方へ入るんだ。ソレが最初のスイッチなんだな」
「トクナガの内部には巨大な人工反響核が在り、ソレがアニスの音素振幅数値の変動や安定を察知すると、核反動でトクナガ内部の音素が活性化し、増量して巨大化と同時にある特定の振動数値に変更するように成っています。
 その数値とはアニスの固有振動数の事で、即ちアニスとトクナガは同位体になる事で」
「エナジーブラスト」
「あーーー。」
「椅子が飛んでいく。」
「害虫を駆除した処で……」
「同位相体同士に成る事で、アニスとトクナガの間には音素交換が起こり、互いに引き合う力を持つ。
 全体でひとつの音響粒子譜と成るため、力を入れて捕まってなくても譜術士は人形から離れず、意思だけで手足を操るように動かせるのだそうだ」
「はーー、しがみ付いてるという訳でもないのか。」
「うんあんまり力は要らないんだよ。入れてる方が気合いが入って攻撃力増すけど」
「ソレは普通の人間のパンチでも同じ事ですし」
「つまりはそういう仕組みなんですね、アニスがトクナガを動かす負担は。
 普通に彼女が動くのと、全く変わらない程度の疲労だけしか来ないそうです」
「普通同位個体同士がくっ付くと、音素が反響核の大きい方に入って小さい方は眠るんだが……。
 そう成らずにアニスが主導権を握るようにしている辺りに奴の天才振りが在るんだろうな」
「……まぁ、音譜秘孔を開閉して互いの音素交換量を調整するぐらいは、誰でも思い付く事ですが」
「そうか??」
「お前音動譜で音素取り込んでるんだろーが」
「仕組みだけで言えば、アリエッタと同様に音素振幅数を変動させている筈よ、貴方は。
 その時音譜秘孔で調整はしないの?」
「……? 良く分かんねーがそういうの意識するのは技や超振動を実際に使う時だけで、音素を増やす時に音譜秘孔を扱った試しは無いぜ」
「普通は音素を扱う時には……」
「わたくしもやった事在りませんわ。」
「…………」
「さっきも言ったが体質だな、ナタリア姫の生まれ持った。
 音譜秘孔が大きいため、第七音素が入りやすくそのまま譜術を実行出来る。
 よって音譜秘孔(の開閉に拠る音素振幅数)の『調整』はさほど意識する必要が無い。」
「……ふぅーん。」
「ルークの場合は反響核が小さいため、扱う音素が第一と第六と極端に数が少ないんでしょうね。第一は元々体内に在りますし」
「第六音素は全ての個体へ恒常的に供給されている音素です。やっぱり音譜秘孔を開くまでもなく、音素はルークの体内に在る……」
「って言うか無駄だ。第一と第六に関して音譜秘孔の役割は」
「……じゃあ俺の音譜秘孔って……」
「存在していないに等しいですわね。」
「そうだ。
 直接反響核を拡大・縮小させるため、音動譜の発動及び音素の作成にかかる時間が短い。
 音素とほぼ同等の大きさの反響核のため、それを物質の中に入れて元素まで分解する事が容易に行える」
「体内で超振動現象を引き起こし、その余波を体外へと放出する。
 音動譜で音素を成長させる延長だから、発動が早く威力も一気に最大に出来る、――と言う訳です。」
「先生! ……ソレって凄いんですよね??」
「馬鹿者! 早過ぎて全く使い物に成らん!!」
「……がく。」
「私が欲しいのは新世界創造のための安定した(再)構成の力だ。
 兵器として優れているのがそんなに嬉しいか出来損ない」
「ゆっくりと制御をしたらしたで、本っ当ーーぅに最小限のパワーで細かい事しか出来ませんからね。彼は。
 この極端さが二極音動譜しか持たない故の特徴なんでしょう」
「だって二極音動譜ですし。」
「……そうでしたね。光と闇、全く正反対の力でした」
「アニスの性格が裏表激しいのも、実は二極系譜術士だから、って言う訳じゃないよな??」
「さーぁ??」
「あと一人残るはガイですね。」
「逸らした??」
「ガイは……」
「一人いっちばん離れていますわ。譜術士じゃないからかしら??」
「そうだなぁ……。
 俺はマルクトの出身だ、っていう正体を隠すためにも、譜術にはあんまり触れずに育ったんだが」
「でもガイの秘奥義には属性が在るよね。大佐とティアもだけど」
「火属性に風属性。それぞれイフリート、シルフの月に誕生している事に関係が在るのでしょうか」
「ティアはローレライの月生まれじゃん。レムの日に生まれたっていう訳でもないし。」
「第七の月と第五の曜日。第六音素の属性と、少なからず無関係でないような気もしますねぇ。
 混成型らしいと言えばらしいのでしょうか」
「……ふと気付いたけど私達、ティア以外みんなローレライかレムの曜日に生まれているんですね。」
「偶然かなーぁ……。」
「単なる設定だろう。バンナムの真意は謎だ」
「……俺、俺よりミュウの方が音素振動数少ないって言うのが気に成るな。
 コレもソーサラーリングの力か??」
「みゅ??」

画像:First Seed Material 改造

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