| 「ローレライを起点として、ルーク達を大まかな音素振動数で並べて見ました。」
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| 「間違ってません?? ルークとアッシュって、ローレライと同じ振動数値の筈でしょ」
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| 「だとしたら存在していませんね、ドチラも」
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| 「導師が話した個体を存在させる壁、って奴だ。 音素振幅数とも言い、屑の分俺は値が大きい。」
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| 「……ムカツク。」
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| 「二極系譜術士は値が大きい方が、四元素系譜術士は値が小さい方が譜術士として優れている。 ティアは第七音譜術士だが、混成型なので位置としては四元素系譜術士の処に入る」
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| 「私と大佐は同じくらいの音素振動数なんですね」
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| 「はい、とは言え私の場合は譜眼で能力を高めているという設定が在りますが」
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| 「わたくしがローレライに一番近いのですね。 ティアとの違いは何なのでしょう?」
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| 「混声型の第七音譜術士は複数の属性の音素を使い、場合によっては六連音動譜が扱える。 対して独唱型の譜術士は、第七音素そのものを直接操るため、内包する属性ひとつひとつは操作出来ない」
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| 「まー音素を掴むための網みたいなものが、ティアは小さい分網目も細かくて小さい音素も拾える。 ナタリアは網目が粗くて大きな音素しか拾えないけれど、網自体が大きいので多量の第七音素を一度に扱えるという事です」 |
| 「体質的に第七音素を取り込みやすく、また自然に排出する。 だから大した訓練をしなくとも、直感だけでかなりの第七音素譜術を扱えるのがナタリア姫のタイプだ」
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| 「うわ流石肉体派的お姫様」
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| 「寧ろ知識は要らない、か……」
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| 「其処ォ! 砕かれたいかソレとも焦げるかッ!!?」
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| 「アッシュは四元素系なのですわね。」
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| 「元々はティアのような混声型。 ルークに二極音動譜を渡した分、残りの能力が特化したとか」
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| 「……綺麗に音響粒子譜なのよね、全部。威力は凄いけど、第五そのもの、第三よりの第四といった音子は無い。 オマケに全属性一種類ずつって、コレは良く在る事なんでしょうか。」
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| 「無いですね。音素は属性が変化するので、普通はその『変化しつつある音素で構成された音子』が術に出ます。 しかし二極音動譜が無いため、半端な状態ではなく音素と音素、元素と元素がガッチリ結合した音響粒子譜がアッシュの譜術では出現するのでしょう」
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| 「……ある意味ナタリアと似たタイプか。」
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| 「豪快カップル……大型音素しか使えないナタリアと、混じりっ気無しの巨大化済み音子しか扱えないアッシュと」
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| 「ジェイドはバリエーション豊かだよな?」
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| 「地水火風を中心に、その中間、更に第六音素を音動譜で呼ぶ事が可能です。 ティアと良く似ていますが、闇である第一音素の構成は不可能なようですね」
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| 「ええ、残念ながら二極音動譜の完成には至りませんでした。 かと言ってコレ以上振動数を下げると、二極系譜術士に成って四元系譜術が使えなくなってしまいますからね。」
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| 「二極系譜術士は一切の四元が使えませんの?」
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| 「四元音動譜を一気に動かすため、ひとつずつの属性を扱うという事は不可能なのだ。 ただし第一音素に音譜力を取り込み、順々に第二、第三と成長させていく事は出来る。アリエッタのようにな」
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| 「彼女もフィーリングで音素を扱うタイプですね……途中で音子の成長を止めず、一周させた第七音素の構成を完成させてしまう」
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| 「ソレがかの有名な『ビッグバン』だ。 六連音動譜で小型の『世界レプリカ』を作り、オリジナル世界と共鳴させ超振動を引き起こす」
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| 「……あの技超振動だったんだ。道理でHPが1残ると思った。」
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| 「フォミクリー譜術の天性の使い手、ですか……ヴァン、貴方まさかアリエッタのソレも利用しようと企んでるのではないでしょうね?」
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| 「……フッ、さぁな。」
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| 「兄さん! 幼女に手を出すのは犯罪よ!?」
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| 「お前と同年齢だろう……無茶苦茶信じられないけどさ」
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| 「お前が言うのもどうかと思うが……。 しかしヴァン、妹に手を出すのも犯罪だ。」
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| 「……貴公は何を想像した??」
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| 「えー、書き手が『アリエッタの秘奥義がレプリカ世界作成まんまである事は、つい最近気付いた事なので創作に反映できるかどうか謎です』、だって。 処で二極系譜術士と来たら、根暗ッタより可憐で可愛いアニスちゃんの話をするべきだと思うんだけれど」
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| 「二極系譜術士としては、ディストやアリエッタに劣りますね」
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| 「あんだってぇ!?」
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| 「ソレよりトクナガの仕組みを知りたい人の方が、多いんじゃないでしょうか……例えばガイとか」
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| 「はいはーい!」
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| 「ですの!」
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| 「今キャラ別譜術の話をしてるんじゃ」
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| 「音素の振動数に合わせて巨大化するという設定だからイイでしょう」
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| 「音素振動数ってそう言えばどうやって測るんですの?」
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| 「ん?? ソレは……」
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| 「公式設定が無いので不明です。 ただトクナガに関して言えば、対象を掴む事で変じる音素振幅数の値が内部音機関の設定されたソレに達した場合に巨大化、――という仕掛けに成っているんじゃないかと考えていますが」
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| 「いやサッパリだろその説明はッ!!」
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| 「うーん、まず個体がちょっとでも別の物に触れると、其処から熱伝導が起こって物体からの音素が個体の中心核に入り、代わりに個体からの音素が物体の方へ入るんだ。ソレが最初のスイッチなんだな」
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| 「トクナガの内部には巨大な人工反響核が在り、ソレがアニスの音素振幅数値の変動や安定を察知すると、核反動でトクナガ内部の音素が活性化し、増量して巨大化と同時にある特定の振動数値に変更するように成っています。 その数値とはアニスの固有振動数の事で、即ちアニスとトクナガは同位体になる事で」
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| 「エナジーブラスト」
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| 「あーーー。」
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| 「椅子が飛んでいく。」
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| 「害虫を駆除した処で……」
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| 「同位相体同士に成る事で、アニスとトクナガの間には音素交換が起こり、互いに引き合う力を持つ。 全体でひとつの音響粒子譜と成るため、力を入れて捕まってなくても譜術士は人形から離れず、意思だけで手足を操るように動かせるのだそうだ」
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| 「はーー、しがみ付いてるという訳でもないのか。」
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| 「うんあんまり力は要らないんだよ。入れてる方が気合いが入って攻撃力増すけど」
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| 「ソレは普通の人間のパンチでも同じ事ですし」
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| 「つまりはそういう仕組みなんですね、アニスがトクナガを動かす負担は。 普通に彼女が動くのと、全く変わらない程度の疲労だけしか来ないそうです」
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| 「普通同位個体同士がくっ付くと、音素が反響核の大きい方に入って小さい方は眠るんだが……。 そう成らずにアニスが主導権を握るようにしている辺りに奴の天才振りが在るんだろうな」
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| 「……まぁ、音譜秘孔を開閉して互いの音素交換量を調整するぐらいは、誰でも思い付く事ですが」
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| 「そうか??」
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| 「お前音動譜で音素取り込んでるんだろーが」
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| 「仕組みだけで言えば、アリエッタと同様に音素振幅数を変動させている筈よ、貴方は。 その時音譜秘孔で調整はしないの?」
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| 「……? 良く分かんねーがそういうの意識するのは技や超振動を実際に使う時だけで、音素を増やす時に音譜秘孔を扱った試しは無いぜ」
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| 「普通は音素を扱う時には……」
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| 「わたくしもやった事在りませんわ。」
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| 「…………」
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| 「さっきも言ったが体質だな、ナタリア姫の生まれ持った。 音譜秘孔が大きいため、第七音素が入りやすくそのまま譜術を実行出来る。 よって音譜秘孔(の開閉に拠る音素振幅数)の『調整』はさほど意識する必要が無い。」
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| 「……ふぅーん。」
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| 「ルークの場合は反響核が小さいため、扱う音素が第一と第六と極端に数が少ないんでしょうね。第一は元々体内に在りますし」
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| 「第六音素は全ての個体へ恒常的に供給されている音素です。やっぱり音譜秘孔を開くまでもなく、音素はルークの体内に在る……」
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| 「って言うか無駄だ。第一と第六に関して音譜秘孔の役割は」
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| 「……じゃあ俺の音譜秘孔って……」
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| 「存在していないに等しいですわね。」
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| 「そうだ。 直接反響核を拡大・縮小させるため、音動譜の発動及び音素の作成にかかる時間が短い。 音素とほぼ同等の大きさの反響核のため、それを物質の中に入れて元素まで分解する事が容易に行える」
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| 「体内で超振動現象を引き起こし、その余波を体外へと放出する。 音動譜で音素を成長させる延長だから、発動が早く威力も一気に最大に出来る、――と言う訳です。」
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| 「先生! ……ソレって凄いんですよね??」
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| 「馬鹿者! 早過ぎて全く使い物に成らん!!」
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| 「……がく。」
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| 「私が欲しいのは新世界創造のための安定した(再)構成の力だ。
兵器として優れているのがそんなに嬉しいか出来損ない」
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| 「ゆっくりと制御をしたらしたで、本っ当ーーぅに最小限のパワーで細かい事しか出来ませんからね。彼は。 この極端さが二極音動譜しか持たない故の特徴なんでしょう」
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| 「だって二極音動譜ですし。」
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| 「……そうでしたね。光と闇、全く正反対の力でした」
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| 「アニスの性格が裏表激しいのも、実は二極系譜術士だから、って言う訳じゃないよな??」
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| 「さーぁ??」
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| 「あと一人残るはガイですね。」
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| 「逸らした??」
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| 「ガイは……」
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| 「一人いっちばん離れていますわ。譜術士じゃないからかしら??」
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| 「そうだなぁ……。 俺はマルクトの出身だ、っていう正体を隠すためにも、譜術にはあんまり触れずに育ったんだが」
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| 「でもガイの秘奥義には属性が在るよね。大佐とティアもだけど」
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| 「火属性に風属性。それぞれイフリート、シルフの月に誕生している事に関係が在るのでしょうか」
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| 「ティアはローレライの月生まれじゃん。レムの日に生まれたっていう訳でもないし。」
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| 「第七の月と第五の曜日。第六音素の属性と、少なからず無関係でないような気もしますねぇ。 混成型らしいと言えばらしいのでしょうか」
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| 「……ふと気付いたけど私達、ティア以外みんなローレライかレムの曜日に生まれているんですね。」
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| 「偶然かなーぁ……。」
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| 「単なる設定だろう。バンナムの真意は謎だ」
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| 「……俺、俺よりミュウの方が音素振動数少ないって言うのが気に成るな。 コレもソーサラーリングの力か??」
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| 「みゅ??」
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