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 ページタイトル通りの妄想。
 最後に戻ってきたノが「アッシュ」と言う仮定で、ルークは……

…まぁ、思イ付くままに。

Preparation Words 〜 TraveLing Start

『TALES OF THE ABYSS』本編から五年。(ラストシーンからは三年)
 平和が実現した筈の世界に、少しずつ騒動ノイズが起こっていた。

惑星オールドラント
 物語の舞台。
 オリジナルの人類と複製人間「レプリカ」達が共存する。

レプリカ
 「2018年の歴」後半に大量発生した人間ソックリの存在。
 当初は気味悪がられていたが、権力者や研究者達の保護なども在って現在はごく普通に存在を認められている。
 正確にはフォミクリー技術で作られた複写品全般を指す。

(新暦)2018年の歴
 マルクト・キムラスカ間の和平交渉と戦争・終結、瘴気の発生と外殻大地の降下、預言廃止とエルドラントの乱などの様々な出来事、或いはその時代。
 起こった年の年号を取って纏めてそう呼ばれる。

マルクト帝国キムラスカ・ランバルディア王国
 オールドラントの二大国。
 かつては戦争を繰り返していたが、現在は各種分野で協力・提携し合っている。
 主に北側のマルクト帝国が譜術(魔法のようなもの)に、南側のキムラスカ王国が譜業(同じく機械科学)や武術に優れる。

音素フォニム
 火、水、風、土、光、闇、音のエネルギーの事で、元素を結び付けて個体を形成している「信号」。
 一定以上集まると自我を持つ「意識集合体」と成り、それに付けられた名前は月や曜日の名前などにも使用されている。
 音素の音素力フォンパワーを扱い譜術を操る術者の事を「譜術士フォニマー」、利用する譜業機械の事を「音機関」と言う。
 「音」の属性「第七音素セブンスフォニム」は治癒他の合成能力が在り、それを使える術者は特に「第七音譜術士セブンスフォニマー」と呼ばれ区別される。ていた。
 9:00 2009/06/06 5:52 2009/07/15 プラネットストームの停止により、現在は全ての音素が地上の大気の中より減少。(軽いため上空に昇っている)
 特に第七音素は年内に無くなるだろうと言われている。三年前に全て消滅した。


預言スコア
 第七音素に拠って詠まれる未来の出来事。またはそれに関する行為。
 最初に詠まれる際に音素の結晶「譜石」を精製し、内側に預言の内容を秘める。固形燃料としても使われる物だった。
 預言の詠み上げは主に「ローレライ教団」の預言者スコアラーによって行われ、数年前まで多くの人々がその内容に沿って生活する事を美徳としていた。
 現在も廃止を受け入れていない者は多く、其処に付け込んだ詐欺紛いの事件が頻発している。
 5:40 2009/07/11 設定修正:教団が「少し残していた」から「完全禁止」に変更。個体の音素&記憶粒子を抜き取り結晶化するため、(第七音素の無い)現在では預言の詠み上げは危険。

ローレライ教団
 始祖ユリアの預言を守り、人々の精神的支えと成っていた宗教団体。
 預言に在った「戦争」を強請しようとした大詠師モース派とそれに反対する形に成った導師イオン派に分かれ対立、勝利した導師派が“教義そのもの”であった預言の詠み上げを廃止したため結果的に信者も居なくなってしまった。
 ただ国家並みの権力を持っていた事もあり、現在でも自治都市・中立都市の要として一応の機能は果たしている。

エルドラントの乱
 大詠師派新生ローレライ教団による、浮遊島エルドラントの出現と預言再遵守の要請などの事変。
 導師派及び二国間がこれに反対し、中央大海南部で戦闘と成った。

プラネットストーム
 オールドラントを回る惑星燃料、記憶粒子セルパーティクルの循環の事。
 これが在る事により譜術や譜業技術が容易に行われていたが、エルドラントを守るバリアに成っていたため導師派側によって停止。
 自然に在った循環を無理に変更して一部だけ強力にしたもので、他にも幾つかの弊害を起こしていた。(乱が起こる前には解決)

ローレライ
 第七音素の意識集合体。
 2000年前ユリアに力を貸してプラネットストームを発生させ、以来オールドラントの中心部「地核」でその要と成っているとされていたが、確かな存在であるかどうかは新暦2018年まで確認されていなかった。
 現在は(成層圏外で)惑星を取り巻く音素の層「音譜帯」でその一つと成っているが、それがローレライである事や詳しい移動経緯を知る者は導師派や各国王達の一部に限られ、一般的には「プラネットストームを停止させたから」と言う学者の発表で認識されている

神託の盾オラクル騎士団
 ローレライ教団に所属している軍隊。兵士は勿論ローレライ教信者。
 大詠師派離反の際、主席総長ヴァン・グランツが其方に付いた事でかなりの人数がそれに付いていった。
 ヴァン自身は別の思惑を持った「中立派」であったが、結果的には最後の大詠師派と言う形で導師派に倒され、それがエルドラントの乱の終焉という事に成っている。
 現在はダアト他の自衛軍組織として活動をしているが、魔物以外に脅威は無いので全体で千人にも満たない。
 (但しうち十人の将・長は正規軍一部隊以上に匹敵すると言う噂)


フォミクリー
 ジェイド・バルフォア博士が原理を編み出した「レプリカ」製法技術の事で、彼がマルクト軍に入った事から其方で研究されるように成った。
 「同位体」と呼ばれる完全なレプリカを作る事がやがて研究者達の目標に成ったらしいが、ジェイド自身がその前に「生体レプリカ」の作成を禁止。
 しかし秘密裏に行われていた研究がヴァンから大詠師派に流れ、それにより大量のレプリカ人間が製作・放置された。
 生体レプリカの新規製造はいまだ認可されていないが、既に存在するソレの保護に関するような研究なら合法化されている。

ローテルロー・ノース
 マルクト領内の新都市。
 地理的に各国との連絡が取り易い、という事で住み着いたジェイド博士のレプリカ研究所を発端とする。
 住民の三分の二近くがそんな訳で「保護」されたレプリカ。

音機関都市ベルケンド
 キムラスカの一都市。
 マルクト軍から漏れたフォミクリー技術が此処で研究され、(別の場所で)ローレライの人工完全同位体「ルークレプリカ」を作る運びと成った。
 ローテルロー・ノースを姉妹都市として提携し合っている。

スピノザ博士 ♂ 
 ベルケンド第一音機関研究所の研究者で、ルークレプリカ作成に携わった一人。
 物理学の権威でもあり、外殻降下作戦や瘴気中和計画にも参加した。
 しかし天然同位体の存在に関する学説を発表後、フェイク理論の出現を受けて行方をくらませてしまう。

フェイク(レプリカ)
 「フェイク理論」により製作された新しいレプリカ。
 フェイク理論とは未完成時期のフォミクリー原理とスピノザの学説を混ぜ合わせたものであり、スピノザが姿を消したのはこれの完成・発展から考えられる「生物体フェイク」の研究を防ぐためらしい。
 従来のレプリカが「被験体オリジナル」から個体情報を抜き出して別の物質に入れるのに対し、「フェイク」は作成した個体の情報を「モデル」のそれに合わせて調整する。

音基配列音素フォニム振動数
 個体の音素と元素の結合の仕方は一つ一つ違っており、その狭間に発生する音素の振動もまた同じ数値を持つ存在は二つと無い。
 とは言え姿形・性質が似通っている個体の結合パターンは基本 種類・種族ごとに共通したものであり、「振動」の(合計)数値も粒子の運動を受けて一定の範囲内で常に変化しているため、一時的にパターンが同じ良く似た「疑似同位体」が発生する現象は起きる。
 近年最も単純な「第一音子ファーストフォノン」が「天然(完全同位体)レプリカ」を発生させている事が分かったが、事例が一つの上色々と特殊な条件が重なっているため、また同じ事が起こるか、他の簡易結合にも当てはまる原理なのか等は不明である。

音子フォノン 音素結合子
 音素と元素、或いは音素同士が(科学的に)結合・融合した状態の事。分子にとっての音素力。
 合一化・分解時以外に単体で存在する事は無く、他の音子や分子と結合出来るだけ結合して「個体」の形を保っている。
 性質的には音素とほぼ変わらないため、一般的には「音素」が音子の意味も含んで使われている。

第一音子ファーストフォノン
 理論上世界最小の音子。
 火、水、風、土、光、闇の六音素が全て融合したエネルギーで、元素を含まないにも関わらず「質量」を持つ亜元素。
音素の中には元素やその元である超微細粒子を含むものが存在するため、一定以上集まると「個体」に成る。
 音素は同じ属性同士で「合一化」する際、音素として「在るべき大きさ」にまで『縮小』する性質が在り、そういう意味では本当に「最小」と言えるかどうかは謎なのだが、物理学的には「原子」より『小さい』とされている。
 (音素は根源的には全て同じ「信号」なので、実際には幾ら足しても質量が増えたり大きさが変わると言う事は無い。
 「エネルギー」として見る場合の属性は「音」、つまり第七音素である。

元素
 物質を形作っている“モノ”。
 物理学的には「質量」が在る存在全般を指し、集まると(素粒子または元素同士の衝突と振動で)音素を発生させてそれで結合し合っている。
 音素同様火、水、風と言った属性が存在するが、「闇の元素」は虚無(=外部空間)であり、「光の元素」はイコール光の音素なので、実際は火、水、風、土の四種類に分類される。(「音」の元素は定義上存在しないが、敢えて言うなら「個体そのもの」が其れに対応する属性?に成る。)
 「元素」の「属性」とは特定の音素とどれだけ「融合」し易いかを現わす目安で、同じ属性でも火属性なら発火と引火、水属性なら防水と吸水など、全く異なる性質がある。(「元素」は元々全ての音素の属性(の元)を含んだ存在で、主音素の他にどのような「副(属性)音素」が強いか、あるいはその組み合わせ等によって其の属性にとって「入力質」か「出力質」かと言う事が決まる。)
 六元素の物質から全ての音素を抜き取って残る「個体」の最小単位が「原子」、原子が音素によって結び付いたものが「分子」に成る。
設定修正 5:48 2009/07/11  

サイレント(フェイク) ♂ 外見年齢:17歳 髪の色:朱に近い赤
 一体目のフェイクレプリカ。人間型でそれ相応の(何処かチンピラのような)自我が在る。
 デスオール研究所が極秘理で作成に成功するが、動けず、また周囲のエネルギーを取り込み物質・物体を動かなくしている「FOS(フィールドオブサイレンス)」を展開しているため正直厄介物扱い。
 第七音素であるため「治療」や「未来予知」に使えるとして、研究サンプルとしてはそれなりに重宝されている。
 「フェイク理論」によれば最も簡単に作れる「基本的なパターン」は配列・振動の「調整が要らない」分子や音子のそれであり、「個体」として充分なモノであるのは「亜物質」イコール「第一音子」の状態から。
 更に第一音子は内包する音素の「変動」が在る場合と無い場合が在り、後者の無音因子サイレンスフォノンこそが全ての個体・物質の「基盤ベーシックパターン」であるとして、それを模すフェイクとして『沈黙(状態)サイレント』と言う名前が付いた。
 「サイレント」さえ作れれば(応用で)他のフェイクも作成可能であるため、研究者の中でその作成はかつての「同位体」研究同様、ある種の登竜門状態
 「人間型」に成る事は(誰にも)予測されて居なかったのだが、スピノザは『何』の同位体が出来上がるのかを気付いていた。
 余談だがジェイドの方はレプリカの「保護・維持」に関する研究だったため、フェイク(理論)の詳細自体を知らなかった。

主人公 ♂ 外見年齢:15歳 髪の色:紫がかった銀髪 瞳の色:黒 両利きの二刀流剣士
 二体目のフェイク。
 サイレント専門の預言士として作られ、研究者と彼の仲立ちとして『通訳』する傍ら、様々な知識と「剣術」を学ぶ。
 やがてサイレントが自分を「自立」させようとしている意思を受け、彼を動けるようにするため研究所デスオールを出る事を決める。
 若くて二刀流で行動的、――という事でディスティニー2のカイルとシンフォニアのロイドを足したようなカンジと思う。何処まで独自性が出せルかは謎……
 武器の装備は半分に折れる物を腰の前で交差させていると言う設定。
 無茶苦茶だし多分不恰好そうだけれど、その風変わりさも彼の人間関係やキャラクター性の演出、って言ウか。(あとタダの趣味)

 0:41 2009/05/18 仮名レガート(legato[伊]〈音をつなげて〉。音のあいだを切れ目なく演奏すること。)
  21:00 2009/12/02 誕生日2022年ルナ。折り畳み武器の設定は途中で装備買い替えも有り得るので没。

デスオール desoll 初期位置未定
 主人公やサイレントなどを作った研究所。
 ベルケンドの街と繋がっているが、街の住民達には知られていない謎の組織である。
 所長の名前はブランウォング(♂)。
 名前の由来は原作ゲームに合わせ、セフィロト名のひとつIesodから取っている。
 (勿論 語感が悪、と言うカンジに不吉な事も含む)
 …………ディープなアビスファンならソレで『何処』と関係が在るのか察せルかと。

ホール ♂ 年齢:20〜30代 髪の色:紫がかった茶色 瞳の色:黒 
 元ローレライ教団の預言士。
 17:02 2009/09/14 瓦解しかけた教団を抜け生きる金を稼ぐために預言を詠み、人を死なせた過去が在る。第七音譜術士としてはかなりの人物。
 「サイレント」より預言を詠むためデスオール研究所に連れて来られた。
 主人公の「モデル」であり、彼が作られた後はその世話係のような形で研究所に居た。(閉じ込められていた
 何気無くであっても其処を出る事は困難な事を知っていたため、またブランウォング達の危険性を感じ取っていたため命懸けで主人公を脱走させ、死亡。
 「穴」を意味する名前、hole。
 (キャラの出番は短いのだが、)実はケッコウ深い単語。
 21:04 2009/12/02 1993年頃生まれ、享年28歳。詠師候補止まりの律師。
 何代か前の導師の直系の子孫であり、教団が人為的に導師を生み出そうとして掛け合わせてきた第七音譜術士達の子孫。彼の親の代までは成果が出ず、計画は失敗かと思われていたが彼は預言に預言士に成ると詠まれて生まれた。イオンが選ばれるまでは同士候補と囁かれていた時期も在り、少人数ではあるが彼を支持するような一派も居た。導師の力は無いが「預言を詠みこなす」事に関してはイオンよりも上と言われ、音素の流れを感知して探し物を見付ける、などという事が可能だった。その噂に加えて教会内部で育てられ、純粋に預言を崇拝する性格に成っていたためオリジナルイオンやヴァン達からは内心憎まれ、教団中枢や神託の盾騎士団からは遠ざけられていたが、本人は彼らの表の顔しか知らなかったためソレを疑問に思った事は無い。
 2016年、預言信望者であるが故に全ての預言は正しく当人に伝えるべき、という考えだったため教団の死の預言を教えない方針に反発、改革派として活動を始めた結果『導師派』と見なされ2017年から2018年の前半にかけて地方に飛ばされていた。が、預言を神聖視しているという点では大詠師モースと意見が一致しており、預言は道具に過ぎないと言うレプリカイオンとは微妙だった。大陸降下後にダアト教会に戻り、預言存続を唱え特に導師イオンの死後「人々が救いを求めている今こそ預言を詠むべきである」と主張したが、聞き入れられず支持者らと共にまた教会から遠ざけられていた。その頃から教団に失望し始め、やがて配属された先でコッソリと預言を詠むようになり、しかし人ひとりを死なせた事によってバレるのを恐れ教団の監視から逃げ出し、そのまま違法預言士としての生活をしながらさまよう事になった。

 三人目の預言士。


植物学者 ♂ 中年〜老人 詳細未設定 
 21:15 2009/09/16 デスオールの研究者の一人。自分の部屋で植物系モンスターを何体も飼い、きしゃきしゃと笑う変わり者。
 居ないと変だろな、○○専門の博士。その一人。
 他の研究者も出番だけはこの頃から。
 ……イロモノキャラの設定なので、ビジュアルはズバリ美形以外の細身。

響奏符アビリティ・コア 
 能力を上げる装身具、響律符キャパシティ・コアの一種。
 近年譜術を使うために開発された。
 一個に付き1〜4種類の音素が使え、使用出来る属性は本人の先天的な素養(ストーム停止前から使えていた属性)による。
 ランク1 地・水・火・風 各単体
 ランク2 地・水・火・風のうち2〜3種類、光・闇 各単体
 ランク3 地&水&火&風、光&闇、音(癒しの力など)
 注:材料・加工費から来る『値段』のランク付け。
 FOFに属性音素を溜められるのは単属性タイプのコアだけで、攻撃系譜術が使えるのはランク2までのコアである。

 (追加日11:42 2009/07/14 6:02 2009/07/15)

カーム calm
 「穏やか」という意味の響奏符。
 ランク3の回復系。
 (追加日6:33 2009/07/15)
 

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