とっぷ壊殻の海ノ物語遊戯王BrowsingU


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#099.遊矢vs照海

p.1 【2018.10.8.Mon.】
「…… センターコートでの確認テストが完了しましたが 零児社長の方はどちらに?」
『――嗚呼

 急な客が来たと言うので 「ペンデュラム召喚」と「エクシーズ召喚」のテストを終えた処で出て行った』
「――嗚呼 では海馬様の処へ向かわれたのですね… 承知しました」

『「融合召喚」を行うテストを… ヒメつまり柊柚子に言付けて行った そういう訳で… ひとまずペンデュラムとエクシーズ
 そのテストに関する結果を聞こうか』

p.2 
はっ…「どちらも問題なく 召喚処理プログラムが作動しました 『融合召喚』も同様です
 モンスターが実体映像技術装置リアルソリッドビジョンシステムで表示されます」

『分かった… では私も「ペンデュラム」と「エクシーズ」についての召喚処理プログラムの解析作業を始める
 残りの召喚法プログラムも テスト・確認が終わり次第 此方に送ってくれ』

「承知しました… しかし一つ気になる事が」
『ん?』
「海馬様のお持ちになったモンスターデータ… ゼロ・リバース以後の物ですよね?」

p.3 
「海馬Co…及びネオ童野シティでは未だRSV技術が復活していないと聞いております
 つまり 海馬様が持って来られたモンスターデータには… RSVの召喚処理プログラムは付いてないのでは?」

『それは構わん あの召喚処理プログラムと一体化していたモンスター達は…
 そうではない同じモンスターデータが在ると それに自身を上書きするのだ

 つまり システム・ネットワーク内の何処かに 該当するモンスターデータが在れば…
 同名カードのデータをレオ・Coのコンピューターにインストールするだけで
 自動的に召喚処理プログラムデータを持つモンスターに成るのだ
 問題はそうならなかった場合だが… レオ・Coのプログラマーなら 三日と掛からず 新しい召喚処理プログラムを作れるだろう』

p.4 
『そもそも… モンスターと召喚処理プログラムが一体化していたと言うのは 別のシステム・ネットワークの話で…
 レオ・Coのデュエルシステム・ネットワークの話ではないのだがな ただ緊急事態という事で…
 ひとまず 榊遊矢が持つモンスターとそのプログラムとを使った

 何故 本来の召喚プログラムが消えたのか… ウィルスのせいなら そのウィルスが何処から入り込んだのか
 それは不明だが 本来なら そのプログラムを用意するのみで
 モンスター達と一体化しているプログラムの方を使う必要性は無かった』
「…」

『私は… プログラムを解析するのと同時に
 モンスター無しで済む 単体型の召喚処理プログラムに変更できないか 試してみよう
 「システム」にインストールする際には 其方の技術者たちの仕事になると思うが』
「――はっ」

p.5 
…では「ワタクシめのターンから Pゾーンに スケール5のEMチェーンジラフをセッティング
 フィールドにはEMリターンタンタンを守備表示で通常召喚します」 Lv2 守600

「先攻の1ターン目はバトルが出来ない 公式ルールの方でお宜しいのですね」
「――ええ」


「でしたら私は カードをあと1枚伏せるのみでターンエンド 照嬢に次を譲らせて頂きます」

p.6 
「オホホ ホホホ…! デュエルが始まったら なかなか礼儀正しいじゃありませんの
 あたくしへの敬意がやっと分かったようね… ドロー!」

えっと…柚子ヒメが 口調変えるなみたいな事 言ってたから なるたけ同じにしているだけなんだけれど…」ボソッ
《…まぁ ボロが出ないように 気を付けろ》

フフフ…「まずは永続魔法カード 『神星なる領域セイクリッド・ベルト』を発動!」
 神星なる領域セイクリッド・ベルト

p.7 魔法マジックカード『古のルール』を発動して 手札からレベル5以上の通常モンスターを1体呼べます 『白き霊龍』を特殊召喚」
「えっ」

 Lv8 攻2500
「このモンスターは手札・墓地に在る時 通常モンスターとして扱うのですわ そしてフィールドでは再び効果モンスター

 先程は相手の場に魔法・罠カード自体が無かったから 効果を発動できませんでしたけれど… 今は出来ますわ」
「……」

p.8 
「あっ」

うーん「除外か」
《レベル2モンスターでオーバーレイ! …って作戦がまず断たれたね》
 幻影騎士団ヴロング・マグネリング
 Lv2モンスターに成る
むぅ

「チューナーモンスター」レベル1「青き眼の祭司を通常召喚!」 Lv1 攻300
「…行きますわよ レベル8の『白き霊龍』にチューニング!
 …このモンスターはルール上 『ブルーアイズ』モンスターとして扱えますの」

p.9 
「…… レベル9のシンクロ」

「さぁ 来なさい! 美しきあたくしの第一のしもべ その神々しい姿を見せておやり!」

――シンクロ召喚!

青眼のブルーアイズ・… 精霊龍スピリット・ドラゴン!! Lv9 攻2500

p.10 
オーホホホ!「どうです あたくしだってその気になれば 自分1ターン目からS召喚ぐらい出来るのですわ!!」オホホ ホホホ
「……」

しょ…「小学生にしては凄いと言うべきなのかな?」1ターン目でシンクロは
あっ「守備力が3000在る その意味じゃあオッドアイズより強いか」

「小学生ではありませんわ… Dアカデミア ネオ童実野シティ校 初等部
 略してDNPのクィーン 海馬照海です!!」エンプレスでも可
あ…うん」

p.11 
「あたくしに無礼を働く者は… この青眼の精霊龍が蹴散らして下さいましてよ」
「うん… やめときなって言っても聞きそうにない状況だね」

「バトルですわ! 青眼の精霊龍 EMリターンタンタンに攻撃!」

ホワイテスト・バースト!!

p.12 
ひゃーっ

「EMリターンタンタンの効果! このカードが戦闘で破壊された時 フィールドのカード1枚を持ち主の手札に戻します!」
p.13  「…ワタクシは青眼の精霊龍を対象に  Sモンスターなので 手札ではなくEXデッキに戻りまーす」 「あら… タンタンは倒した筈ですのに」  青眼の精霊龍  A墓地のカードの効果を無効に はは「Pモンスターが行くのは墓地じゃなくEXデッキだからね
 更にチェーンジラフのP効果発動! このカードを破壊して 戦闘破壊されたモンスターを 攻撃表示で特殊召喚」
はーいっ 攻400
p.14  オホホホでしたらあたくしも… カードを1枚伏せますわ なんて事のない状況です ターンエンド」 そっかー 「…… 強がってるように思えなくもないんだけれど」ボソッ 「素なのかな 俺がそうだったから そう思えるだけなのかな… 取り敢えず ドロー」俺のターンだし 「かぁーのじょっ「カワイイねぇ こんな処で何してるの?」 p.15  おっ…「ホントに結構 マブイかも」可愛く作ったねー 「そっちの美人さん達はモンスター?」回線トラブルで「召喚できないって言われたけど」MMに 「…… 出来るのと出来ないのと在る状態みたい  正確に言うと 召喚したモンスターがRSVオブジェクトとして出現しないトラブルなのふーん 「レイジ… プロバイダに召喚テストを頼まれちゃってね …… あたし今は時間外だけど  LDGのサポートセンターのスタッフだから」 p.16  「…… ワタクシは速攻魔法『超カバーカーニバル』を発動  デッキからEMディスカバー・ヒッポを攻撃表示で」 Lv3 攻800 「残りのMゾーンにカバートークンを守備表示で特殊召喚します」 「果たして貴方の伏せカード 攻撃を防ぐカードか否か まずは此方 リターンタンタンで お試しさせて頂きましょう」 フン「防ぎませんわよ… 同時に掛かってらっしゃい その方が早いわ」 「――では お言葉に甘えて タンタンとヒッポでダイレクトアタック!」 p.17  ※SVなのですり抜ける.  LP →2800 くっ…雑魚ザコのクセにやるじゃないですの!!」 「ははは それじゃあ私はターンエンド」 ほら「零羅ー 俺の一番の友達 ヒッポ」 《…… 権現坂はどうした》 「アイツは親友」 「あたくしのターン!!」 p.18  へぇ「サポートセンターのスタッフかー」 「じゃあ中の人って意外にオバサン?」 「…今度 15よ 何でいきなり成人通り越してオバサンなの!!」 「あははー ごっめーん… つい…」 「フフ…」若々しい「綺麗なあんよ してるねぇ」 「…ホントだな ナデナデしたいぐらいだぜ」  (大体2時30分) p.19  「ちょっと 何 触ろうとしてんのよ 邪魔するんだったら もう行ってくれる!?」 「つれない事 言うなよ カワイコちゃん」 そうそう「一人でツマンないだろー 遊ぼうぜ」 「…召喚テスト 頼まれたって言ってるじゃない 違ってても アンタ達みたいなの お断り!! 「…あたくしは青き眼の祭司の効果を発動 このカードを墓地からデッキに戻す事で  墓地に在る『ブルーアイズ』モンスター1体 …つまりは『白き霊龍』を蘇生しますわ」 p.20  「――さぁっ! 蘇りなさい 白き霊龍!!」 《わーまた 攻撃力2500》 うん でも「タンタンだと 手札に戻すから…」 「バトル!! EMディスカバー・ヒッポを攻撃ですわ」 「…だよね」  LP →2300 p.21  「フフフ… どうです あたくしの方が500も多く食らわせましてよ」 うん「凄いねー」  棒読み ホホホ「ターンエンドですわ!」 ハハハ「怒った顔も可愛いねーぇ」「けど あんまり 憎まれ口 叩いてると…」 「ホントにイケナイ事しちゃうぞー キヒヒヒ」 「やれるモンならやってみなさいよ アンタ達なんか」 「キヒヒヒ 何する気だ?」「デュエル中じゃないのに モンスターにプレイヤーを攻撃させる事は 出来ない筈だぜ」 p.22  「……」 《LDGディフェンサーは出来そうだがな》 《アレは例外なんでしょう》どの道 今は時間外. 「それとも 直接 暴力する?」 「何だっけ… デジタル・ダンサーズとか言うのが来るんだよな」 「デジタル・ランサーズよ」 そうそう「デジタル・ランサーズ」「ソイツらが来るんじゃなかったっけー」 「君さっき サポートセンターのスタッフだって言ってたよね」 「……」 「デジタル・何とかもLDGのサポートセンターのスタッフだって話じゃなかったっけー」 「スタッフ同士でそんな不祥事――」「イイのー?」アハハハ p.23  「俺のターン ドロー」 「リターンタンタンを守備表示に」 →守 600 「ちょっぴり苦しいですねぇ ターンエンド」 「オホホ ホホホ…! あたくしのターンですわね ドロー!」 p.24  「魔法カード『フォトン・サンクチュアリ』を発動!  あたくしの場に『フォトントークン』2体を守備表示で表示します」 Lv4 守0 ×2 「バトルですわ あたくしのしもべ 白き霊龍 1体目のカバートークンを攻撃!!」 ホワイテスト・バースト!! きゃーー p.25  「オホホ ホホホホ ホ…! …… 流石に3体はウザイですわね  でもすぐに蹴散らしてみせます ターンエンド 「はは… そうだな つい何時ものクセで出しちゃったけど 居なけりゃさっきのターンで 白き霊龍 倒せてたからなーぁ「んマァ 大口を! フフフ…「それではワタクシめのターン ドロー!」 p.26  「…… レイジの為にLDGのイメージ守る義理は無いけど アラームが鳴るまで体ベタベタ触られるなんて御免だわね!」 「おーや 逃げちゃった…」 「美人のモンスターさん達 置き去り」キヒヒ p.27  「さぁさぁ 反撃の準備です 手札より小さな魔法使い EMトランプ・ガールを召喚!」 Lv2 攻守200! 「魔法カード『エンタメ・バンド・ハリケーン』の効果! ワタクシのフィールドの『EM』モンスターの数まで  相手フィールドのカードを持ち主の手札に戻しまーす  さぁトランプ タンタンもえ! 俺は白き霊龍と セットされている伏せカードを対象に選ぶ!」 p.28  「あ… あたくしの霊龍が また…!」 フフフ「リターンタンタンを攻撃表示に」 →攻 400 「バトルです! EMリターンタンタンとトランプ・ガールで 2体のフォトントークンを攻撃!!」 p.29  「遊矢… …… あんな攻撃力で戦うなんて」次のターンで強いモンスターを出されたら… 「だが… そうしなければ せっかく手札に戻したモンスターを 次のターンで再びアドバンス召喚される事になってしまう」 「……」 p.30  「ワタクシはこれにてターンエンド ――照海嬢 貴女の番です」 「オホホ ホホ!」 「……」 「…コイツ モンスターのクセにデカイ胸」 ヒヒ「そうだなー」「揉み応え在るかな?」デヘヘヘ 「いや… いな マネキンみたいなモンらしい」 「おーい お前ー 触った事あんのかよー」 「キヒヒヒ」 p.31  「硬くてもイイや」このデカさなら「触っちまおーぜー」 ケケ「そうだな 誰も居ない見てないみたいだし どうせCGのモンスターなんだし…」 「……」 な…「何だ 勝手に動いた?」 「…不埒者 汚い手で触れるでないわ」 「な… 何だ 喋ったぞ」 「どうなってんだ」 p.32  「あたくしのターン! ドローですわ!  ……  青き眼の賢士けんし守備表示で通常召喚」 Lv1 守1500 「効果で光属性のレベル1チューナー『青き眼の護人』を手札に!」  【10.9.Tue.】 《手札から「ブルーアイズ」呼ぶってー》わぁ 危険そう 霊龍 来る? 「オホホ ホホホ カードを1枚伏せて ターンエンドですわ!」 「私のターン ドロー!」 p.33 
《賢士見て… …… コイツも「ブルーアイズ」が呼べるのか 賢士自体の守備力も突破できそうにないし
 …不本意だけど此処は守備だね》
ヘッ《ユーリのクセに弱気だなーぁ》 《…… 単純に攻撃力が高いんだよ 今の遊矢のフィールドじゃあ太刀打ちできない  トラップも 使えないSRとか 引いてるし…》 《何だとテメェ》 「…… モンスター達を守備表示に」(平常心 平常心)  営業スマイル 「カードを1枚セット致します  なかなか期待通りに事は運んでくれませんね ターンエンドです」 「オホホ ホホ! あたくしは充分 楽しいですわ」 p.34  「あたくしのターン ドロー!」 p.35  「私達は… 主の気高き心のあらわれ その清き魂をけがす事は許されません …立ち去りなさい」 あぁん?「お高く留まってんじゃねーよ 天使様か!」 「…ただのコンピューター・プログラムのクセに 人間様に逆らうたぁイイ度胸じゃねぇか!?」 「…… 思い上がっているのは其方の方」「もう一度 言います 立ち去りなさい」 うるせぇ!」  (大体2時40分頃)
p.36 
「モンスター風情が馬鹿にしやがって…」
「ただのAI行動だろうが バグってんじゃねぇの ブチのめして修正してやるぜ!!」

「…… 決闘者デュエリストとしての作法すら知らぬか…」
「…未熟な」

「煩ぇ! そのスマしたツラ ボコボコにしてやるぜ!」
「バグ野郎だろ ブッ壊しちまえ!!」
p.37  「青き眼の護人を通常召喚!」 Lv1 攻800
「効果発動 自分フィールドの効果モンスターを墓地に送り 手札から『ブルーアイズ』モンスター1体を特殊召喚

 あたくしは青き眼の賢士を墓地に送り 三度みたび『白き霊龍』を特殊召喚!」効果で其方の伏せカードを除外!
わぁ「やっぱり」
「カードを2枚セットして 前のターンでの伏せリバースカード オープン 光の召集 発動!」 p.38  「現在の手札1枚を墓地に 同じ数だけ墓地から光属性モンスターを手札に加えます」 「!」 「あたくしは青き眼の賢士を手札に戻し 再び墓地に捨てて 効果発動!  フィールドから効果モンスター『青き眼の護人』を墓地に送り デッキから『ブルーアイズ』1体を特殊召喚!  さぁ見なさい! これぞ伝説! 最強! 無敵! パーフェクト!!」 p.39  青眼のブルーアイズ・ 白龍ホワイト・ドラゴン Lv8 攻3000
わー《来た》 ホラ《守備表示にしといて正解》
「嗚呼… …… 天井ギリギリって感じだな」  ※ある種の逃避立体映像ソリッドビジョンだから建物を壊す心配は無いが… 床からいきなり頭などが出てきたりしたら 上の階の者は驚くだろうな」 「…あはは」 「変な想像してるんじゃないですわ!!」 p.40  「…ぷっ ふふふふ あははは」 「あっ 零羅 笑った!」 「失礼な!」 「うふふ… 綺麗なドラゴンだね おおきいし」 「当然ですわ!」 p.41   怖い… だけど 何だか目が離せない 「……」 「あたくしの『青眼ブルーアイズ』デッキの力 見せてあげます! バトル! 青眼の白龍  EMトランプ・ガールを攻撃!」 p.42  滅びの爆裂疾風弾バーストストリーム!! 「うわっ… …… 確かに守備で正解」でなきゃ今のでやられてた ホホホホ「まだまだ! 白き霊龍でカバートークンを攻撃ですわ!」 「うん… タンタンは最後に残すよね」 p.43  「ぐぁっ」 Ahーー♪ Ha〜〜♪ 「ぐっ… 耳が…」 p.44  「…… 此処まで来れば…イイかしら 近くに『遊勝塾』が在る筈だけれど  居ないかな…お父さん この通りにも誰も居ないし 全くアイツら…」ブツブツ 「デジ・ランの当番中だったら 遠慮なくやっつけられるけど そうじゃないと悔しい事に 暴力行為なのよねー」ブツブツ あっと「いけない モンスター達 置きっ放しじゃあ 駄目よね」  えーっと 手札から 再リセット… p.45  く…「くそう」 「覚えてやがれっ」 「あら…? 変ね 西口前に誰も居ない…」  ×2時45分前後)  PUSH 『――ビブリオ 1時間前にレイジ様がヒメ隊員に召喚テストを任せたの…  貴方もLDGナビの通信機能で聞かされた筈よね?』 「――嗚呼」 p.46  『そのヒメの姿が見えないの… 今からナビでLDGの南と西を探すから 貴方は北と東の方お願い』 「分かった」 「俺のターン ドロー!」 「…ワタクシ 全く大ピンチ ライフは双方 変わらずながらも 相手 照海嬢のフィールドには あの!  伝説の青眼の白龍ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴンが存在する状況でありまーす」 「オホホホホホ!」 p.47  《なぁーに 面白半分に実況してんの 顔ひきつってるよ 混乱してない?》 《何時かのプロもデュエルみたいに自棄になってんじゃないだろうな》 《…落ち着け遊矢》俺達がついている 「なってない 落ち着いてる 大丈夫 けど凄い 生で見るとやっぱ迫力 これ フツーに クラスで自慢できる話だよ  惜しむらくは舞網市に海馬ランドが無い事と 今日から春休みなので自慢しようにも学校には誰も居ない事でーす  ワタクシ カードを1枚伏せて ターンエンド」 「オホホホホ 褒めるのは歓迎しましてよ あたくしのターンですわね ドロー!」 p.48  「確か… 金髪のDAデュエリストアバターだったわよね」「動いてるんだったら そのまま動き続けてくれてる方が見付け易いんだけど」 「…… このカードはセットですわね バトルですわ! 青眼の白龍」 p.49  「3体目のカバートークンを攻撃! 破壊!  粉砕! 大喝采〜♪」オーホホホ p.50  「…まぁ確かに 少々 曰くの在るモンスターだな」 「曰く?」 嗚呼…「DM世界の初期に作られたカードなのだが 当時の他のモンスターに比べて 非常に攻撃力が高かった為  数枚のみで いったん 生産が中止になったと聞いている」 「俺もソレ知ってる! ともかく数が少ないんだって すんごいレアカードだって 昔からずっと聞いてきた」 「オホホホホ!」 p.51  《僕も… 一応 Dアカデミアの生徒だから 知ってるね》 「そっか Dアカデミアは海馬Coが作ったんだっけ」 《青眼の最上級モンスターは 現在の処 融合次元に存在するんだよ》 「じゃあ融合モンスターの青眼ブルーアイズが居るって事か…」 「――嗚呼 そのモンスターなら サブルームのドキュメンタリー・ビデオファイルに映像が在る  だが… 曰くと言うのは寧ろその先だな」 「先?」 「20年ほど前 同じくらいのステータスのモンスターが増えてきたと言う事で… いったんは再生産が決まったらしい」 p.52  「…数年間で何千枚ものカードが量産され市場に出回ったが 何故か突然それを中止  その殆どが海馬Coによって回収されたと言う」 「回収…? 海馬Coが?」 《カード自体の製造・生産・販売その他の権利って… 元会社のI&I社に在る筈だけれど》 「――どうして?」 「…… 分かりませんわ お父様が居ない間に 社員の誰かが勝手にやったらしいんですの」 「居ない…? 誰か?」 p.53  「ええ… お父様が大学の寮に居た時期の話で しかもゼロ・リバースの災害が起こって 社員の多くが行方不明  その誰かも分からず仕舞いになったと言う事ですわ」 そっか「ゼロ・リバースが… …… 災害? エネルギー施設の事故だったって聞いてたけど」 「――嗚呼」 「あたくしは… 自然災害だって聞きましたけれど」 ねぇ「浜乃?」 「……」  (2時50分頃) p.54  「どちらでもあり… どちらでもない ――と 言った処でしょうか」 「?」 「世間一般には『自然災害』だと公表されておりますが…  被災地BADの中心に その エネルギー施設の跡が在る存在するのも確かです」 「……」 「ですから… 地震か何かで エネルギー・システム『モーメント』の装置に異常が発生し」一部 破損したとか それで「暴走状態になって 地震(仮)との相乗効果で 被害を拡大させてしまった(のではないか)  ――と言うのが 現在 有力な 仮説のようです」 p.55  「成程… 分かりましたわ 其方も納得いたしまして?」 「うん」 「そういう訳で『青眼の白龍』は お父様と叔父様 そしてそれに認められた数名のデュエリストしか 持ってはいないのです!  あたくしみたいなね」オホホホホ 「まぁ… それも1・2ヶ月前までの話 最新情報に拠れば DMBで手に入れる事が出来るクエストが在るらしい」 チッ 「そうなんだ… ちょっとやってみたいな な 零羅」 「無理ですわ 小学生以下の… 此処だけの話 公式の大会に出た記録が無い者のみが招待される  初心者限定の いわゆるチュートリアル・ゲームですもの」 p.56  「チュートリアル…」 「らしいな 余りにも簡単なので」そして基本的過ぎる事をやるので 子供向けだから 「途中でクエストを放棄する参加者も多いという事だ」 まぁ「思ってたよりかは DMのルールを既に知った上でDMBを始めた子供が多かったと言う事ですわ」  お父様たちは それはそれで構わないと 「それでも何百人かはクリアしまして… その中の何割かが『青眼の白龍』を持っています  あたくし テストプレイヤーとして 特別に参加した事が在るのですけど…  各イベントを進みながらルールを覚える形式ですわね  確かアドバンス召喚の前に… 上級モンスターを1枚手に入れる宝探しみたいなイベントが在って  全300種類のうちの1枚が『青眼の白龍』なのです」 p.57  「300種類!? それ絶対 1割にもってない」 「…そのうち成る予定ですの この間クリア人数が500人超えたって言ってましたし」 「それでも確率 1・2名…」  はー 《ま 当分は 幻のカード扱いだろうね》 《…嗚呼」 「クエストフィールド自体は 実際の海馬ランドを模したもので… その専用エリア自体には誰でも入って遊べるのだそうだ  ただし例のクエストデュエルには招待された者しか参加は出来ない」 p.58  「そして1度クリアしたら… 2度と挑戦できないタイプのクエストです」リタイアもね 「あとは… カードを10枚から最高40枚にまで集められるデッキ作成タイプのQデュエルでもありますわね  その名も『冒険!海馬ランド』  エリア名は『海馬ランド ブラウザバージョン』 ユーザー登録者の居ない特別なエリアに当たります  そのうち遊びに来るとイイですわ」 「う… うん 僕 行ってみたい」 「…そうか」 「オホホホホ! それではデュエルを再開しましょうか 嗚呼  (2時55分頃)
「あたくしは白き霊龍で EMリターンタンタンを攻撃!」
======================================== p.4  用意するのみで、でも p.12〜  タンタンが裏守備の場合:レガシーで確認するに、  攻撃を受けたタンタンがEXデッキへ行った後、ジラフのP効果発動(の選択)。  タンタンのM効果発動(の選択)で、手札に戻す相手カードの選択。  ジラフ破壊、タンタンを(EX)Mゾーンに特殊召喚、の順番だった★ p.29  …じゃあ揺れないのかと言うと、揺れるし手で押したりすると変形はする。  ただ、DAからプレイヤーに伝わるノは、(温度の無い)硬い物体を触ったような感覚とイウ事  (正確に言ウと、細かい感触はゲーム自体が再現してない。(#022 p.27参照)) p.32〜  賢士が攻撃表示だと、まず倒されてダメージ合計600、照海の残りLP2200  p.37の霊龍再召喚が無くなる可能性大(p.39(以降?)も変化)★  タンタンだけ攻撃表示で、ダメージ400、照海の残りLP2400  …かな?? p.36  …此処は削っても残しても変わらなさソウ  (p.35の最後のコマで、男たちが殴りそうなポーズしてれば) p.43  …超音波攻撃とかじゃないから、耳が痛くなる訳じゃないンだけど。  当時は1コマでどう言わせればイイのか分からなかった、って言うか★ p.45  ×じゃなくて※かも? p.51  …作中設定の話。  とは言え、レガシー(2021年)で見るに攻5000の究極竜騎士、4500の究極竜系統が融合。  その次の4000が儀式だった。  (余談だケド、その5000が数値としては上限らしく、全8体) p.58  セーブして暫く中断、はOK(長くほったらかしている場合はリタイア扱いにされる事も)  あと、招待状は初回ログイン時に。他のデュエルを3回ぐらイやったら消える、トカかなぁ  …公式や後で出て来る設定と、合わなくなるようだったら修正★





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