とっぷ壊殻の海ノ物語遊戯王BrowsingU


前へ


#080.続きC 流されて…/30分の休憩

p.1 【2018.8.24.Fri.】
「…A魔法マジック 『サンダー・ショート』発動!」
 相手はそのモンスター×400のダメージ

「!」

p.2 
「くっ…」 LP →200

クックとポッポを攻撃表示に「…バトルよ ハミングバンド・クックで…」 改めて 攻300
「豪雨の結界像を攻撃!」
 現在 攻0

p.3 
「トラップ発動 死力のタッグ・チェンジ」 自分への「戦闘ダメージを0にして
 手札からレベル4以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚」

 ゴブリン偵察部隊 Lv4 攻1700

「3人ぐらい居るわよね…」
「まぁ1枚分のカードなので」

「…ハミングバンド・ポッポ 切れ気味隊長を攻撃」
p.4 
 攻 200 攻0 
 ※実際はフォースのライフ 800→600★
アハハハハ 『第3対戦終了 勝者ウィナーハミング隊員』  LP →0 「3時1分… タイムオーバーだな スケジュールを30分ずらす」 ったく「鈍臭ぇ」 『Aフィールドはリセットする 1時間以上 DMBをプレイしている者は 休憩にるように』 p.5  「…作戦失敗 全員後退… …… あんなAカードが混じってたのか 『ネクスト』した時から 嫌な予感はしていたけど」 「ふふ… 貴方も何か 狙ってたようねぇ?」 「いちおう 手札戻しのAカードが でも僕には条件が厳し過ぎました」 「私はこのまま チハヤの方の応援に行くわ 構わないのよね?」 「――はい」 「――それじゃ」 行きましょ ピッピ ぴー p.6  「えっと…」 『フォース スケジュールを変更する 此方へ』 あっ「はい」 「――ノボル 遊矢の方にも連絡を…」
『権現坂! 大変だ ヒメの姿が消えてる!!』

「あたしなら 此処に居るわよ」
『えぇっ!?』
「とっくにログアウトして戻ってきたっつーの みんながデュエル見てるから 話し掛けなかったけれど」
えー

p.7 
まぁ…「何にせよ 海面の荒れは収まった もう 上がってきてイイぞ 遊矢」 ←借りた.
『…… 泳げない』
「…近くのAモンスターからAカードを取って…」

『だから 水中じゃ 動けない!!』

「…… 『泳げない』とはそういう事か」むう
「何と思った」
「…… 分かった Aモンスターからプレイヤーに近づくようなプログラムを用意する
 スグには無理なので 今回の処は 君も一旦 ログアウトにし給え』
えー
p.8  「僕達も消えちゃうけど… イイの?」 「今は 見学者たちもまばらだ」「気付かれない事を祈るしかないな」 「散開して 出て行く振りをしよう 全員で同時に消えるよりは 怪しまれない」 「嗚呼」 「不便だが… それでも今回の多重フィールドのシステムによって ユーヤだけがAステージに入っても大丈夫だという事が分かった」 「…… そうか」 「現実リアルの技術に応用すれば… 生身の人間が Aフィールドを出入りするシステム 実現はそう遠くないかもなァ」 「――! モクバ様」 p.9  「…私はチハヤ達の方に行ってるわ 終わったら またログアウトするから… アンタも休憩 取っとくのよ」 『…うんはい 嗚呼 「Aステージの中にフィールド魔法をフロアで置く技術は在ったけれど…  フィールド魔法の中に Aステージが置けるフィールド魔法を『フロア』で入れ込むとはな
 しかも其処でだけ 新ルールを適用したデュエルだなんて…」
「…… 別のステージフロアでもやっております」
「マジ!?」
p.10 
「おっせぇぞ フォース! デュエルと同じでチンタラしてやがんなぁ全く」

「……」

「…見てたんですか? SINGO君」
ハッ「途中で半オフしたっつーの 戻ってきてもまだやってるとは 思わなかっただよ」
「……」

「…最初に 訓練だと 言った筈 鑑賞用に足るかはともかく データは有意義なものが取れた
 新ルールにペンデュラム自体の弱点すらな」

p.11 
「…… ゾーンの数が減っちまってる事と P召喚できる場所に制限が掛かってるって事か… っつーか Pホール 低くね?」幅も狭いし
「空そのものが低いのだ」新ルールでなく RSVの仕様として
「小型のフィールド魔法だと… 省エネタイプが約25m」電脳空間DMBではそれより上フロアが無い
「省エネですかー」
「現実リアルと違って 空間全方位に制限が在る 基本的にフィールド魔法の空や遠景は 天井や壁に描いた絵だ」

p.12 
「尤も… PピラーとPホールは独立オブジェクトの筈だから 理論的には単独で高くする事も出来る
 恐らく 他のオブジェクトとの兼ね合いで 低くされてしまったんだろうな」
「低かったのか… 現実リアルと変わらないように見えるがな」
「映像だし 見掛け自体はどうにでもなる
 ただ電脳空間DMBでは フィールドやAステージの大きさに比例して 高さと召喚範囲とが狭まる」
『権現坂! なんかじっとしてたら 体 勝手に浮いた!』
「…… 浮力だろうな」
『んで今 結構 流されてて… あっ 着いた 海上』

p.13 
「わー」

「鳥とか鯨とか船とかドラゴンとか凄い」空 海 青いしー
「けど 陸地 見えない」 水は気持ちいいが
『それは沖まで流されとるんだ!!』海流か
p.14 
「…遊んでないで さっさとログアウトしろ」
ちぇっ『はーい』
「…… 遭難者の参考データに…」
「するんじゃない」けしからん!
「ハハハ」
おっと…「すっかり忘れていた 俺は当番の方に向かう」行くぞ ホラガ−E! 「スケジュール… 変更するって言ってましたよね」 「――嗚呼」 p.15  《遅かったね… いったい何してたの》 「――嗚呼 海 浸かってた」 《風呂じゃねぇんだから》 「それと… ちょっと考えてた 柚子の事」
 【8.25.Sat.】
《ズァークを倒した赤馬レイの生まれ変わり でも… その戦いは前世ズァークが本心から望んだ事とは思えない
 ズァークがやりたかったデュエルは きっと…》

p.16 
《うん まぁ 予測はつくんだけれど それはそれとして 彼女に勝つ自信は在るの》
う…

《さっき… 新しいカードモンスターを手に入れていた》
《つーか 勝った覚えないんだって? 俺もリンには… ……》

「塾での練習で… 勝つように仕向けられて 勝った事は在るんだ けど… 本気を出した柚子には勝った事が無いって言うか」

 塾が同じだから… 基本的に 大会で当たるような事は まず無いし 「ペンデュラム」を手に入れるまで…
 俺は何かと「本気を出す」事から逃げていた

p.17 
「勿論 みんなを楽しませるエンタメデュエルに本気で取り込んできたのはホント! けど… 何て言うか
 『このデュエルには絶対勝たなきゃ』とか 『負けられない!』って思って デュエルした記憶は無いんだ」

《ストロング石島との戦いは… 父さんの事が掛かってた 俺がデュエルを受けなかったら また父さんが悪く言われる
 名誉に傷が付く… だから 逃げる訳にはいかなかった》

「其処まで『真剣』になったのって… 人生たぶん アレが初めて」
《本気?》
「少なくとも… 記憶に在る限りじゃ 柚子と真剣勝負した事無い」

p.17b 【9.18.Tue0】 
「俺的には真剣にエンタメデュエルやってるのに 柚子はスグ ふざけるなとか真面目にやれとか 言うんだ」ブツブツ
「自分だって エンタメデュエリスト 目指してるのにさー」
《……》
p.18   最後にデュエルした時は… P召喚が出来ると思ってたら出来なくて コテンパンにやられたんだっけ  …… アドバンス召喚でも似たような事 在ったがするな  本気で「勝てる!」って思って 柚子とデュエルしたのは その2回だけ どっちも負けた 「後…は …… ちょっとでもコッチが本気出すと」エンタメも含めて 「柚子 それ以上に本気になって… んで 勝った試し 無いんだよな だからまぁ… 本気出すに出せなくなったって言うか」 《相手が本気出したら負けるから…? 逃げじゃねーか 思いっ切り!!》《そんな後ろ向きな態度でどうする》 p.19  「分かってる… そう 俺は 逃げてばっかりだった時期の 俺じゃない 父さんはもう帰ってきた  俺はもうプロで プロとしての実力ももう 身に付けてる筈なんだ!」 《……》 《なんか… 自分に言い聞かせてるけど》 《そう言えば 以前の遊矢の事は知らないな 父親が失踪して 周囲からどうこうされたとしか》悪評受けたり 同情さささえられたり 《そうだね… 遊矢の記憶って 直接覗いた事無いし いい思い出は在るけど 嫌な思い出って…  全然 僕達に見せないって言うか》 p.20  「ハハ… 嫌な事は考えたってしょうがないだろ」 《……》 「母さん 半までなら DMBやっててイイよ 俺ちょっと部屋で 休憩してる」 わー《デッキ調整 始めた 不安なんだ 分かり易いねー》 「い… いいじゃないかっ 本気 出さないと 絶対 柚子に どやされるし」 p.21  《勝つ為に万全の体制を整える… デュエリストとしては当然だ だが何故か… デュエルに勝つ為と言うよりも  やっておかなかった事を後でバレた時に叱られるのが嫌だから感が否めない》 ……《図星か…》 《しょうがないねー 遊矢は》うー 《……》 「…… そう言えば」 ←思考変更 「ユーゴ さっきから ずっと黙ったままだけれど」どした? p.22  いや…《デュエルでリンに勝った事はねーんだけど 何でか… 負けた事もねーんだよな》 「えっ?」 《リンとは何度もデュエルしてるし… 引き分けたって記憶もねーのに》忘れてる? 《俺も… いざ思い出そうとすると曖昧だな》瑠璃とのデュエル 《…僕は元々無いけどね》セレナとのデュエル 《プロフェッサーに止められてたし》 そうなると…「揃って勝った経験きおくが無いって事になるのか」 《…… 確か… アカデミアで瑠璃やセレナを一度に相手にしたような》 p.23  「御免 忘れた 彼処 初めて行った時… 何か沢山 在ったから」  柚子探しに行った事とか 父さんに会えた事とか BBが居たって事とか 権現坂や零児が味方してくれた事とか 《……》 《ズァークと赤馬零王はどうした…》 「具体的には覚えてない」忘れた訳じゃないけど 《僕とのデュエル 完全に圏外?》 「…えっと 途中から意識 無かったから」 《……》
 …気付くと耳を塞いでた 目を開ける事が怖かった …思い出していたのは「ペンデュラム」

p.24 
 …ズルイとかインチキだとか言われた その時の記憶が 頭の中を駆け回ってた

《ペンデュラムを生み出したのは君だ》
《遊矢が初めてやったんだ!》
 あの時は… 全てを否定せずにはいられなかった

 実際 いきなりカードが変わって 何で?って考えても答えが出なかったし

 深く考えずにただ偶然ラッキーだと思っていたのが真相だった

p.25 
 …信じる根拠も無い筈なのに それでもペンデュラムの力を使ってきた …それしか俺には無かった気がする

 ――俺だけの物と信じていた そうではなくなったと知っても 俺自身を支える 唯一の力だと 信じてた

p.26 
「俺に… 『ペンデュラム』が無かったら まず間違いなく ストロング石島に負けた訳だし …柚子が攫われた時だって
 ランサーズとして零児に声を掛けられる事も無かったかも知れない」

 そしたら赤馬零王がレイを復活させて… 柚子は本当に戻ってこなくなってた
 覇王龍ズァークがどういう経緯で復活するのかは分からないけど …どの道 そんな事になったら 俺は悪の心ズァークに消されてた

 ――俺の中に居る何か 何時か消されるんじゃないかって不安 ずっとそれから目を逸らしていた
p.27 
「そうして俺は… 本当に消えた」
《……》
「ペンデュラムを肯定する前の受け入れて… 使いこなせるようになる前のオレに心が戻ってた」
 柚子に思いっ切り負けちゃって ペンデュラムはズルだって みんなに言われて とても戸惑っていた… その時に
《……》

《ペンデュラムを生んだのは俺じゃない
 こんなもの 俺は望んでない》
「…何もかも否定したかった
 答えをくれたのがズァークだった」
p.28  《ペンデュラムを生んだのは俺だ 覇王龍ズァークこそ ペンデュラム召喚の真の創始者なのだ!!》  ――その言葉は あの時の俺には優しくて 俺の存在 生まれた意味 何もかも何もかも委ねられた 「…そうして俺は また消えた 凄く心地のいい何処かに居たんだ ずっとあの海の中みたいに  大きな力が俺を潰したり押し流してくれるような感覚」 p.29   何も考えたくなくって ただ俺を壊して 全部消し去ってくれる事だけを願っていた  力に対しての渇望だけが… ただズァークと一緒になって ペンデュラムを肯定していた 「なのに… レイが現れた 不安になって… 俺達は引き離されてしまった ――せっかく一つだったのに」  ズァークは笑顔を否定した 俺はそんな事 考えたくなかった 「ただ全部 消えしまえばいい… そしたら楽になれるって事だけ考えてた」 p.30   楽になって… 楽しくなったら きっと楽しい そんな事をただ考えてた …そしたら柚子が俺を呼んだ 《応えて遊矢 みんなの想いに そして一緒に帰ろう… 私達の故郷ふるさとへ》 「…其処が何処かも分からずに 何も考えずに俺 やっぱりその手を取っちゃったんだよな  …ホント俺 自分が無いって言うか ――でもまぁ 間違った選択肢だったとは思ってない」
p.31   …… 色々と在ったけど 今はこうして此処に居る …柚子の期待に応えたい アイツが笑顔になれるようなデュエルがしたい 《…… 1周回ってそうだねぇ セレナとのデュエル 興味在るし》 《リンとの勝負 楽しみだぜ!》 《瑠璃の… サヤカや榊遊勝が願った望みを届けたい》 《それはハードル高いけどね》《今回はデジタル・ランサーズの訓練だ》《エンタメデュエルのそれじゃあ無いから》 《……》 p.32  「――分かってる でもデジタル・ランサーズの目的と エンタメデュエルの目指すモノって… 別に離れてる訳じゃないから」 「――と 言う訳で 場合によっては ヒメさんだけ この後のスケジュールを変えて 5時半からの当番が無しになるかもです」  レイジさん達が早く終わったら 予定通り4時半からデュエルですが p.33  んー「30分もズレるんだったら 私達の方 30分繰り上げてくれれば良かったのに  同じ時間からじゃ 私 完璧に レイジ様のデュエル 見れないじゃない」 うーん 「全く 駄目リーダーだよなぁ DMBのデュエルは ランダムで生中継されるけど  ビデオに録画して後から見る…なんて事は出来ねーのに」 「えっ?  出来ますよ… 録画」 「何?」 「パソコンに繋いで録画ソフトで… 外部ネットで結構 公開されてます」知らないんですか? p.34  「…… 公式サイトしか見た事ないわ」「どういう意味 プロバイダや製作会社でもないのに DMBが録画できるの」
「えぇまぁ… あ でも マニュアルには 確かに載ってなかったかな
 けどプロバイダレイジさんがエリア管理やフロア作成する為にパソコン使ってるって事は知ってるでしょ」
「…まぁ」
「…そういう訳で 接続部コネクタ自体は どのDMBターミナルにも在るんです
 見る人が見れば プロバイダでなくても パソコンに繋げられるって事… つまり 分かっちゃうんですよねぇ」
ふーん

p.35 
「ブラウザカードやDAと言ったオブジェクト関係は まずプロテクトが掛かってて取り出せませんけど」余程のハッカーじゃないと.
「ヘッドセットに出力される画像や音声は比較的簡単に録れるんです… あっ でも ケーブルも二股に変えなきゃかな」

「分かったわ… けど20分で用意できるとも思えないから リーダー 私の代わりに レイジ様のデュエル 録画しておいてくれません?」
「そうですね…

 僕 その時間は当番なんで LDGナビゲーションのスクリーンを通してって事になると思います…
 画像小さいし ずっとデュエル映せる訳ではないと思いますが そんなのでもイイですか?」
「――はい!」

p.36 
「妙な裏技 知ってやがんな… けど そういう事が出来るなら 誰か それ出来る奴に頼んで 録画してもらう方がイイんじゃねぇの
 そしたらLDGナビよりデカイ画面になるんだろ?」

「…… すいませんね  接続部コネクタの事は 本来 プロバイダにのみ 教えられる情報なんだと思います」マニュアルに載ってないって事は
「生憎 そういう心当たりは… 強いて言えばレイジさんしか」

……「レイ様にはデュエルに集中して欲しいわ
 プロバイダとして もしかしたら デュエルの録画をする可能性が無くもないけれど――
 そうじゃなかった時の為に やっぱり リーダー 録画お願い」
「――はい」

p.37 
「そうか… パソコンで録画出来たのか 俺にも詳しいやり方 教えろ SINGO様の華麗なる記録を作成するから」〜♪

あっ はい えーっと


そうか…「水中のDAをモンスターが助けるシステムか」
「ええ 此方でプログラムを作っても構いませんが… それだとLDGのみの適用になる訳で」

「…… ログアウトでイイと思ってたけど… 沖まで流された奴を実際に見ちまった訳だしなぁ」いや 直接 見た訳じゃないが
「……」
p.38  「MMを通じてログアウトを促すと言ったような措置でも構いません 取り敢えず 手は打っておかないと…  この先 こういう事故は 増えると思いますし」 「分かった… から データ盗んで 専用オブジェクト作ろうとか 考えるなよ」 「しませんよ」 「いちおうウチだけが オブジェクト作れるっていう名目になってんだからな… それをこの間は全く」 「……」 「取り敢えず 今日は此処だけって訳じゃないから… もう行くぜ 後でまた 来るかも知れねーけど」 「――はい」 p.39  「そっかー そっちじゃリンク召喚 何年も前から在ったんだ だったら未来かも知れないねぇ マージ君のエリアって」 「未来… ですか?」 「うん そう 舞網市じゃ『次元回廊』って奴で Dアカデミアって処と繋がってて  其処が実は 過去の世界だって この間 分かったばかりなんだ」 「……」 「んで遊矢の話に拠れば  DMBに在る『クラブ・イン・アカデミア』って処は そっちの時代のアカデミアの連中が 作ったエリアらしいんだ  遊矢がよく行く処なんだけど 知ってる?」 p.40  「知ってます… フォースさんやユーヤ…さんと 初めて会った処も其処だし」 「ふーん」 「けど俺の居るエリアの方が未来で クラブAが過去だなんて …逆なら信じられるけど」でも実際は 此処が1番 未来っぽい気が 「そうかい」  【8.26.Sun.】 「お姉ちゃん 勝った よって 余りの1コは お姉ちゃんがもらおう」くすくす うー 「…… チハヤとハミングはログアウトしたか デュエルプレイの感想… …まぁいい 後でまとめて聞くか」 p.41 【8.27.Mon.】  「ヒャッホーゥ!!」 p.42  嗚ー呼「完全に海開き状態」「宜しいんですか レイジ様」 「ふむ…  早急に水着データを用意する必要が在るな 浮き輪やビート板などのアイテムは勿論  海岸付近にも 海の家やビーチパラソルなどを設置しよう」 「……」 「これは… DMのオンラインゲームの筈ですよね」 「勿論だ だからまずは ゲームの世界観に慣れてもらう事が大切」
p.43 
「電脳空間… 実体映像技術リアルソリッドビジョンの世界が どういうものか実感して モンスター達を より近くで見て 触れ合って
 其処からDMと言うカードゲームの世界に行き着く… そんな始まり方も在るだろう
 現実世界の人間が全て プロデュエリストを目指している訳ではない事など百も承知 DMBをプレイしている者達の大半は…
 恐らくただの暇潰しだ」

p.44 
「……」

「その時間を 後から無駄だった無意味だったと思わせるか
 楽しく有意義な時間を過ごしたと思わせるかは 我々 運営サイドの努力に掛かっている」
「――!」はっ「はいっ」

p.45 
はい『皆さーん デジタル・ランサーズ公開訓練 そろそろ再開のお時間です
 中央付近に居る方は端っこの方に寄って下さーい』

「上がるのか?」
「サンダーショートとか 来たらヤバイ」
それもそうか

p.46 
『…なかなか物分かりがイイですねぇ 皆さん

 第5対戦は2対1の変則デュエルになります デュエルフィールドはこーんな感じ

 タッグを組むカオル選手とビブリオ選手は それぞれライフポイント4000 対するレイジ隊員は8000です』

p.47 
「――? あの二人… 訓練始めた時には居なかったよな」
「誰?」

「あの二人は 通称『前組』」レイジもだけど 俺ら 後ろ組
「その時間帯に デジタル・ランサーズの当番 やってた人達」
ふーん

p.48 
――Action Duel Start!

「僕の先攻 …… ――!」

「…… Aモンスター 干ばつの結界像を守備表示で召喚」 Lv4 攻守1000 (地+1)

p.49 
「このカードが表側表示で存在する限り プレイヤーは地属性以外のモンスターを特殊召喚する事が出来ません…
 僕はこれでターンエンド」

「私のターン ドロー!」

「…… クリフォート・アーカイブの効果 レベルを4 攻撃力を1800にして リリース無しで召喚できる」元はレベル6.
  Lv →攻守 →1800 (地+1=2)
p.50 
「…… ――バトル 相手プレイヤーに直接攻撃ダイレクトアタック
「えっ 1回 回さないんだ…」

 LP →6200

『…… 二人掛かりで一人の犯人を追っていると言う設定です さっきの対戦 流石にノンビリし過ぎていたと言う事で』
ふーん

p.51 
「カードを2枚セットして… ターンエンド」

『レイジ隊員はレイジ隊員で… 彼のターンの間は 二人の犯人を追っていると言う仮定で デュエルをプレイします』
「私のターン ドロー!」

p.52 
「………… カードを2枚セットする ターンエンドだ」


「えっ… 二人を相手にしてるのに ヤバくないか レイジの奴」

 (開始から3分ぐらい)

========================================
⇒オリカ一覧

p.2〜
 実際はフォースのライフ2000→800→600
 クックでなくポッポ(だけ)で攻撃して、その際『さえずる鳥の喜歌』を2枚。(200+300+300=800)
 『死力の〜』を使わない事にスればナントカ★

p.12
 浮いてた、で半オフ中 流されてタ設定にしてもイイかも?
 (確か、地球上だと身長170cmぐらいで4.5km先まで見えル。
  LDGの地面が平面か曲面かの設定次第で、えーと…★)

p.15〜
 …この辺も客観的にはグダグダしてるので、其処まで掘り下げる必要が無イと判断したら要約★

p.18
 1コマ目:……、本人には『真剣になった』時の記憶でも、端から見れば『図に乗ってた』時の出来事

p.33
 公共ネット、インターネット、或いはただの「ネット」でも可(意味は全部同じ)

p.35
 ……、ヘッドセットにまでは「送信」「転送」「受信」で、ヘッドセットからが「出力」じゃないかな?
 (厳密に確認シた事ってないけど★)

p.39
 人たち、でも?

p.42
 ビーチボールやサーフボードでも

 無論だ、でも


 …公式や後で出て来る設定と、合わなくなるようだったら修正★






[PR]動画