とっぷ壊殻の海ノ物語遊戯王BrowsingU


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#078.フォースの思考/3戦目続きA

p.1 
「…… ただいまー」

「お帰り じん君… …… なぁに その箱?」

「例のゲーム 暫く家で使っていいって」
「そう… …思ったより大きいのね」最近のゲーム機にしては
あっ ヘッドセットの分

「…内部にエネルギー発生装置が内蔵してある為です 重いですが 電気代などの費用は一切 掛かりません」
「そう」

p.2 
「不具合が在りましたら レオ・Coの方にお問い合わせ下さい では我々わたくしはこれで」
「――はい」
有難うございますー

「――貴方 例のゲーム機 陣が持って帰ってきたわよ」
「…そうか」
「治るといいわね デュエル障害」

「…… ……」



p.3 
「陣君 凄い! まさか Dスタジアムで デュエルが出来るだなんて」

「ハハ… 負けちゃいましたけどね」
「何 言ってるの… 腕 痛んでない?」

「ベーシックデュエルで 痛む理由は無いだろう」
系です 父さん
「もう 貴方ったら そんな言い方」

p.4 
「…母さん 明日お昼 要らないから」
「――えっ?」

「LDSの方に行くんだ 赤馬さん達に呼ばれてて… って言うか」
「――嗚呼そう じゃあ 昼食代あげるわね」
明日で イイよ.
そう.

「これは…?」 あら「もしかしてさんの」

p.5 
えぇっと…「修理できる職人さんが居るんだって」職人って言い方でイイのかな
あら「本当?」
「腕 怪我した時に壊れたでしょ 修理したら… 僕の腕も 少しは改善するかもとかって言う話になって…」試しに

まぁ「本当!?」 あ でも「タダじゃないわよね… 待ってて もうちょっと お小遣い あげる」

p.6 
はー「まぁさか ジュニア止まりのお前が あの二人に勝つなんてなー」
うーん

「そうだね… でも 最初っから 本気出されてた 訳じゃないし」 そうだな「出されてたら瞬殺だった」
「いちおう僕も… 実力自体はジュニアユースだと思うから」たまたま認定試験 受けてないだけで

p.7 
「…… 切り込み隊長を 召喚」

「ふむ… 痛みや抵抗感は無いかね?」
「――はい」
腕 診せて.
どうぞ

p.8 
「――良かったわ 陣君の腕が良くなって お祝いにケーキでも買おうか」
「いいよ そんな 大袈裟な…」
「……」


「クラス認定試験?」
「――ええ もうすぐ LDSの方で… ……」

p.9 
「――必要ない あと2・3週間で高校生なんだ 其処でユース資格を取ればイイだろう」

「……」


「――陣君 コレ」

p.10 
「――え!? どうしたんですか この受験票!?」
「いいからいいから お父さんには内緒ね♪」

「……」


 僕には秘密が多過ぎる デジタル・ランサーズをしてる事 義理の父がデュエルをあんまり好きでない事

p.11 
「……」
(現実リアルの情報 公開してる人の方が少ないかな…)普通は.

 シンゴ君と出会ったのは(約)10年前 幼稚園バスで隣に座って… カードを見せてあげたら 取られた
 くれると思ったらしい

 榊君を知ったのは… …… 数ヶ月前の前にも なかったかなって考えて
 その2年前の舞網チャンピオンシップのジュニアの部で罵倒されていた子供が居た事を思い出した

p.12 
 沢渡シンゴ君とは 小学校は別々になって 中学になって LDSで再会する事になったけど …まぁ 物の見事に 変わってなかった
 榊君は… 行方不明の榊遊勝プロデュエリストの息子だと 何時の間にか知ってたと言うか
 榊遊勝の息子だと知って あの罵倒されていた子供の事 思い出して… それで納得したと言うか

p.13 
 テレビに映ってた姿を見る限り 2年前あの時の面影なんて無かったから …漠然と強くなったんだろうと思ってた
 ――まぁ 弱さを見せない人だとは言わない でも決して 後には引かない もっと強く もっと先へ 進もうとする子

p.14 
 ――沢渡君は何時も強い でも僕も結構 小狡いから 割と単純な処を利用しようだとか 考えなくもなかったりする…
 そんな 実行できて ないけど

p.15 
 形だけはデジタル・ランサーズのリーダーに収まってる事で ひとまずはSINGO君を怖いと思う事は無くなった
 …まぁ最近は 再び怪しくなってるけど

 「リーダー」とか 本当にやっていて イイのかとは思う 実力だけを言えば 僕は二人よりも弱い筈

 「年齢」って意味なら 零児レイジさんの方が年上だし そもそもLDSをやめた身だし ……

p.16 
 何で僕が「リーダー」なんだろう 考えても分からない 実際 成り行きに過ぎないし 4月にはめるかも知れないし
 刀堂ケン君は自分から 養成学校Dアカデミアの見学(?)に来た 向上心の強い子だ
 …… 少し偏見気味だったけど あの考え方はアカデミアに着いた時の僕の考えそのものだった
p.17 
 ――出来ない 出来ないと 思って それじゃあ 駄目だと 思い始めた
 権現坂ノボル君は現実リアルで体が大きくて 背だけのひょろっこい僕とは違って 力も強そう
 …だけど暴力を振るった処は見た事ない デジ・ランの中じゃ 1番真面目で正義感が強いと思う
p.18 
 ジュエルさんは現実リアルを知らない 赤馬レイジさんの前ではお茶目な処も在るようだ
 デジ・ランの仕事振りについて言えば 真面目 …そしてLDGを より良くしようとアイデアを出してきた事が在る

 …柊さんは ちょっと 複雑 名前ばっかりで テレビには映ってなかったから 当時の僕には 赤馬さんや榊君たちがしている事…
 全くチンプンカンプンだった

p.19 
 …第一印象だけを素直に言えば 可愛くて… そして意志の強そうな子
 この間のデュエルでは 果敢にも「覇王龍ズァーク」の居るフロアに挑んでいた
 遊矢ユーヤ君じゃないけど あれは見ている方がハラハラした
 一方で DAデュエリストアバターのヒメは お人形さんみたいだ 毎日 服を着替えて来る 着せ替え人形みたいに思ってるのかな…
 現実リアルとは別な意味で 可愛い
 可愛いと言えばリリーさんも 現実リアルは知らないけど 美少女アバター 千早ちゃんは野暮ったい
 可愛いモノ好きなんだけど 自分自身がお洒落しようとか そういう処はまだ無いっぽい

p.20 
 …ホクト君は 多分 この前 プロになった子 他の何人かからは 格好付けって思われてる節が在るんだけれど
 知的で冷静で 頭も切れそうって処は 話していると確かに感じる

 冷静クールと言えば… 自分でそう名乗っているCOOL君
 ま 自分で名乗る人って大概「COOL」じゃないんだけど 今の処は 名前負けと言う程 そぐわない行動はしていない

p.21 
 …現実リアルじゃあ 刀堂君の ライバルだって 噂 そういう訳で 対戦させたけど… 大丈夫だったかな?

 …榊君と赤馬さん以外は 合同受験を受けるって つい先週まで みんな頑張ってた

p.22 
 僕は… 受けるだけで合格する ジュニアユースの認定試験だったけれど…
 プロ昇格テストチャンスに3人も残った(一人はホントに合格した)事を考えると
 今更ながらに「リーダー」として もっと頑張らなければならなかったんじゃないかと 考えてしまう

 ――さもしいかな? でも この後悔が 今の僕を 駆り立ててる

 …零児レイジさんは __で天才だと知られている レオ・Coの社長… 若干15歳のプロ昇格者

p.23 【8.21.Tue.】
 記録自体は 既に破られちゃったけれど それでも「あの」赤馬零児と言われる人には違いない
 LDGを作った人 本当の意味での 僕達のリーダー

 お飾りかな 今の僕じゃ でも 飾られるだけの実績ちからも付けたい

p.24 
はーっ 一息.
 …ハミングさんは 先週入ってきた人で って言うか 入れてもらった
 直接会った事は無いけど 小森江さんチハヤちゃんのお姉さん …クラス試験は受けていない
 だけど 高校生だって話だから
 デジ・ランのリーダーを決めた時の条件で言えば それそのものを 僕と替わられても おかしくなかった訳で
 …まぁ 暫時隊員だって事で やってないけど
p.25 
 …僕も4月には ゲーム機DMBを返さなくっちゃならない 月のお小遣いじゃ足りないし 前借するのは気が引ける
 ――母さんはよく お金をくれる 父さんは心良く思ってない 当然だけど.

 …何時か 返さなくっちゃいけないよな 育ててもらった恩と一緒に それを考えるとデュエリストより
 地に足の着いた公務員の方がイイんじゃないかと思えてくる

p.26 
 ――デュエルは好き でも それを 「職業」にしたいかと言うと ちょっと 違う

 お金を稼ぐ為に デュエルして デュエルして 稼いだお金で 生活して

 榊君とか… まさにそういう生活をしている筈だけど 実際はどんな感じなのかな
 …あんまり「その為」にデュエルしてる感は見せてないから
p.27 
 …好きでデュエルを職業にしている ――って言うか デュエルを見せるの・ショーが好きなのかな
 実際 そういうタイプの プロデュエリストみたいだし
 …他の人達を喜ばせる為にデュエルをする あ うん 今の僕には ちょっと無知

「……」

p.28 
 イベントなんかで 一時的に盛り上がる… ってくらいなら イイよ でもそれを「生活」の一部にするぐらい 毎回?
 うーん 今いち 想像が つかない

 ――他の人を 喜ばせる お礼にお金が もらえるほど
 もらう事 前提で デュエルをする
 見る人が 満足できるデュエルを
(…あんまりデュエル 強くないし
 デュエル見てる人が どうこうだなんて…
 そんなに 興味ないんだよな 僕は)
p.29   デュエルを見て 楽しみたいって人が居るなら それは好きにすればイイと思う  お金が欲しいとか 褒めてもらいたいから デュエルをしている訳じゃないし… 其処までのデュエルをする気も無いしね    ――趣味と言えば ただ それまで 自分が やりたい事を やってる  デュエルに関わる仕事には就きたい だけど デュエルだけをやるだけの… その事自体を生活の第一に考える  そういう話はピンと来ない
p.30 
 …… DMの世界は凄い 赤馬さん達は それRSVで現実世界を塗り変えようとしている
 …… 僕もその流れメンバーの中に居る筈だけれど 実質 役に立ってるか どうかと言えば 違うんだろうし その辺は 話 聞くだけ だもんなー

 …今回の企画はユーヤ君とヒメさんのデュエルの為 同じ塾の生徒なんだから 其処ですればいいって感じだけど
 それを別の塾の会社レオ・コーポレーションがバックアップするのは変… って言う事で

p.31 
 先週 凄い事やっちゃって その10日前がオープニングイベント… その前の週末に宣伝用企画プロモーション・デュエル
 そんな訳で 今週も何か 企画をやりたかったと言うのが レイジさんの意見
《いい機会だ 出来る範囲で やれる事は この際 全て 試させてもらおう》
 そんな訳でま_大規模とはいかなくても 中規模クラスのイベントが開催される事になって

 ヒメさんの言っていた通り… デジ・ランの「訓練」とは 掛け離れた感が無くもないけどね …素直に 隊員内大会かなぁ
 後はレイジさんの言うテストとか

p.32 
 フィールド魔法の内部にAステージを作り… その中にAフィールドを展開する
 非独立フロアに成るよう プログラムを作った これであの3人が不自然に思われる事は無い》

 …… ユーヤ君は デュエリストとしては 応援しているツモリだけれど 現実リアルでの付き合いは ちょっととか 考えてしまう事情の子

 最初のウチはそう言う訳で… 実は距離を取ろうとした でも僕が 他の人に絡まれた時
 …最初に助けようとしてくれたのは 榊君だった

p.33 
 …その彼が今 問題を抱えている 力に成ってあげたいな …2年前は見物者の席で見てるだけだった

「あはははは アハハ ははは アハハハハ…!」

p.34 
 2年…と数ヶ月前の舞網チャンピオンシップ 野次だらけの中 その子は突然 笑い始めた ――そうして みんなを黙らせてしまった

 結局 デュエルには負けちゃって 後から 変な奴とか 噂してる人も居なくはなかったけれど 正直 僕も思ったし
 …でも最後まで泣かなかった あんなに泣きそうだったのにさ

p.35 
 …知らない人に怪しまれて デュエルそっちのけで アレコレ詮索されるのが嫌 SINGO君とか放っとけ気にすんなとか言ってるけど
 2年前の彼を思い出した僕としては… 素直にそれには賛成できない

 ――その気は無くても 秘密が在る 「自分」を剥がされる 恐怖いたみは知ってる


「…陣君 この封筒 なぁに? Dアカデミアからって…」

p.36 
「嗚呼… 受験要綱 ホントに来たんだ」
「――?」
「8月だって まだまだ先だね」入学式 9月かー


「プロデュエリストの養成学校!? 陣君 やっぱり プロに成るの!?」スゴーイ
「ま まだ 考え中だって…」あくまで資料 取り寄せただけだよ(嘘)
えー?

 プロデュエリストに成る気は無い ただ 今よりかは 強く成りたい 今居る立場に 見合うだけでも
p.37  「ハミングバンド・ピッピの効果 このカードを自分フィールドからっリースし… 相手のカード1枚を  その持ち主の手札に戻す  戦士ラーズを手札に!」 「あ… 落とし穴の意味 無くなった」
p.37b 
「お姉ちゃん頑張れーっ」
「フォースさんっ 負けるなっ」

「…チハヤ それにリリー 君達の時間だ」
うーん
イイ処 なのになー
「手札より ハミングバンド・クック EXデッキより ハミングバンド・ピッピをペンデュラム召喚」 わーっ p.38  「えいっ」 「また二人とも 飛び込んだ…」 「完全に水泳大会だな」こりゃ p.39   Lv3 攻守300 Lv2 攻200 (風+1=3) 「うわ弱い… ポッポが攻撃力200だろ」それが2体じゃなー
「――バトルよ! 相手プレイヤーに直接攻撃ダイレクトアタック
うん「そーだね でも 鳥獣族って 水の中…」
「あっ ホラ 相手 水中に逃げた…」
「どうなるんだろ… ――ん?」

p.40 
きゃー
わー

はいっ『突然 謎の高波が プレイヤー二人を橋の上に移動させましたー』
「謎じゃねぇだろ」絶対 ワザとだ


「ユーヤーー!! あーもう もうちょっとだったのに
p.41   200+200+300+200=900っ…」 LP →2600 「♪」 LP →3900 「…する事 終わり ターンエンドね」  (3時頃) p.42  「ようやくライフ差がついてきたか…」 「…… 風も強くなってきたな  念の為 水の中に居るプレイヤーは もう上がるように』 はーい 「僕のターン ドロー!」

「悪かったわね 手ぇ放して でもアンタも バタ足ぐらいやってよ」
あ…うん御免

「――さ 行きましょう」
p.43  「Aモンスター 干ばつの結界像を召喚!」 Lv4 攻守1000 (地+1=4) 「!」 「…バトルです ハミングバンド・ピッピを攻撃」 「――…」 LP →4000 「…まだ 分からないかな ターンエンド」 p.44  「どうした? ハミングの奴――」「ライフ回復の上 ダメージも0にしたってぇのに」 「…… Aカードだ 正確に言えば A化した 伏せカード 今の戦闘で 使う必要性が在ったのだろう」 私のターン ドロー… …… p.45  あっ「やっぱり! 嫌な効果 持ってる この子!」  干ばつの結界像  地属性m以外 特殊召喚できない 「ハミングバンド・ピッピは風属性… これではペンデュラム召喚が出来ない  魔法&罠ゾーンは塞がっているし… セットしたカードは 水の向こうだ」 「…… ちょっと _り難くなってるわね って言うか 海 荒れてるし…」 p.46  「――嗚呼 流石にそろそろ 泳ぐのは危険でしょうね… モンスター召喚しますか?」 「生憎 居ないわ ターンエンド」 「僕のターン ドロー!」 p.47   ※属性カウンター   地+4 水0 -1 風+5 「…… セコンド・ゴブリンを守備表示で召喚」 Lv1 攻守100 「バトルです 干ばつの結界像で ハミングバンド・クックを攻撃」 p.48   LP →4100 「……」  ※原稿メモ:クックの効果は使えない★ 「…… カードを1枚 伏せます ターンエンド」 p.49  「火が点いた…」 けど「風と波も強くなったし」「土の橋の幅も 広がったぞ?」 「――嗚呼 闇属性のモンスターは 全ての属性をプラス1する」 「…… 風が在るのに しくねーのは?」 p.50  「…それは『干ばつの結界像』の機能だろう」  私のターン ドロー! 「『豪雨の結界像』は 水属性カウンターが0の状態だったから 何も起こらなかったようだが」 「……」 「業火の結界像を召喚!」 Lv4 攻1000 +1=1?) 「うわ」 「…バトル 干ばつの結界像を攻撃!」 p.51  「…続いて ポッポ セコンド・ゴブリンを攻撃!」 LP →4200 「……」  LP →2100 「…最後にもう1体のポッポ ダイレクトアタック!」 LP →4300 p.52   LP →1900 「……」 「これで――… あ そうか 1体しか呼べないのか」 うーん「ハミングバンド・ピッピをP召喚  ターンエンド」 「…僕のターン ドロー!!」  (2:05頃) ======================================== ⇒オリカ一覧 p.1〜  前回に同じく(汗)  在っても無くても変わらなイような、けど此の辺で出しトカなきゃかな、  ってレベルで今後の伏線を含ンでる ドウしよう……(→保留) p.6  …後で出てクる設定と、少ーし違った気がスるので目印に下線★ p.11、34  遊矢の舞網CS歴:アニメ41話で初出場と言われてイたので間違い★  この件は市民大会か何かに変えてた筈だけど 修正し切れてなかった模様 p.18  …見直すに、柚子も舞網CSに出てたンだが★ p.19  …… フォローするなら、ジュエルの外見は綺麗とややカッコイイを混ぜた感ジ、…かな? p.21  …零児か赤馬か微妙☆ p.26  見せてない、でも 見せてないけど デモ p.31  まぁ か また p.41  前回 間違えてタ分を修正するに、フォースのライフは3700-900=2800、ハミングは4300+400=4700 p.45  取り難く か 移り難く …? p.47  ……、風属性が5? 3の後は特に増やしてない筈だけど★ p.51〜  …なんかマタ間違い。  最終的に、実際のライフはフォース2500、ハミング5100の筈  …公式や後で出て来る設定と、合わなくなるようだったら修正★





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