とっぷ壊殻の海ノ物語遊戯王BrowsingU


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#034.遊矢vsサンダース 続き/零王との会話

p.1 
《やられる…!》

「…… 此処までか…」

「バトルだ!! スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンで 剣闘獣オクタビウスを攻撃!!」

「くっ」

p.2 

「A魔法『奇跡』!! モンスターが破壊されず 戦闘ダメージは半分に!」

「こっちもAマジック『ノーアクション』! 
Aカードの効果を無効に!!」

p.3 
「…… デーモンズシールドの効果により 剣闘獣オクタビウスは破壊されない」 LP →1200

「――嗚呼 俺はこれでターンエンド スターヴ・ヴェノムの攻撃力は元に戻る」 攻 →2800

「此方のAカードを捨てる事で… オクタビウスは場に残す」
「……」

「ライフポイントが並んだ…」
「モンスターの攻撃力も同じだぜ」
「一体この勝負 どうなるんだ…!?」

p.4 
 LP →0

「遊矢」
あーあ「負けた」
「流石にサンダース教官は強いや」

「榊君… 大丈夫ですか?」
嗚呼 うん「ちょっと痛いけど」立てんねー

p.5 
「そうだよな サンダースさん みんなの教官なんだっけ

 俺なんかとはキャリアが違うか」
「……」

「私のターン ドロー!!」

p.6 
ふむ「盛り上がっているようだな」
「兄様」
「赤馬様っ」

「…… デュエル負けたそうだな 残念ながら プロデュエリストの資格は剥奪する」
「…… そっかー 本当に残念」

p.7 
「バトルだ 剣闘獣オクタビウスよ

 SRドミノバタフライを攻撃!」
うーん「逃げるぞドミノバタフライ 頼む スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」

p.8 
うわー「モンスターでモンスターに乗って 空飛んでる」
イイな―
「だけどちょっと狡くね?」
じゃ「お前 大人しく やられる?」
いや逃げる!
だろ?

「スターヴ… 『回避』の場所は分かるか? …そうか」無理か

じゃあ「ヤマ勘だけど… 彼処 足場が他のとは一番離れてる奴」

p.9 
「負けちゃったか… 父さんと同じ プロデュエリストに成れたと思っんだけど

 …… 実際にはまだまだだったんだな」

「遊矢 体が動かないって…?」
「そりゃあ壁モン無しであんなゴツイのに直接ブン殴られたんだもん」3回も無理せず動き回れる方が異常だっての」

「仕方が無いな… 遊矢だけ此処に残すか 此方の明日3時と 向こうの今日3時に次元回廊ワームホールを開くように…」勿論 午後の

p.10 
《何だ…? デュエルに負けた記憶…? 変だな
 勝負はまだついてないのに》

 【12.19.Tue.】
「逃がすなッ 先回りしろオクタビウス」

ワー ワー
「遊矢 頑張れー」
「負けるなーっ」

p.11 
「榊君だったわね 私もう 職員寮の方に戻るから

 動けるようになったら 其処のパン 食べて」
「…はい」

「…… 一人か 零児たちも帰っちゃったし 内心 見限られたのかな…」

ワー ワー

p.12 
「…… 悔しいなぁ 泣きたくないのに涙が出てきて止まらない時は 一体どうしたらイイんだろう

 父さん…」
 会いたい

p.13 
「!」

p.14 
《主よ… 貴方にこれ以上の敗北は為らない》

「やれオクタビウス ドミノバタフライを叩き破れ!」

p.15 
「何だ!?

 動きが止まっ…!?」
《何でもイイからチャンスだろ》《急げ!》
あ「嗚呼」

「これは…」
「一体!?」

《……》

「悪いなスターヴ」顔踏むぞ

p.16 
「ビンゴ! A魔法マジック『回避』発動だ!」

わって…」

「逃げ切った!」やったぁ
「けど頭から落ちたねぇ」痛そー
大丈夫か?

p.17 
「ふふ… …… 儂は手札を1枚捨てる事でオクタビウスを場に残す

 ターンエンドだ」

「大丈夫か スターヴ・ヴェノム」 うん「あとちょっとだから
 …少し休んでろ」

p.18 
《負けた記憶… 間違いない 俺には 何処かで そんな出来事が 存在した だけど… いや だからこそ 勝ちたい》
「俺のターン! ドロー!」

「レッディース アーンド ジェントルメン!!
 …御覧の通り スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンが 負傷して動かなくなってしまいました
 ですので 新たなモンスターを お目に掛けたいと思います」

p.19 
「負傷だって」「実体映像技術リアルソリッドビジョンなのに嘘ばっかり」
ハハ「まぁイイじゃん」「別のモンスターって言うのも見てみたいし」
そーだなー

「…… カードを通じて持ち主デュエリストの魂がモンスターに宿る… と言うのなら分からなくもないのだが
 あれではまるで 独立した 一つの生き物だ」
「うーん」
「……」

「…手札より Pチューナー『白翼の魔術師』を通常召喚 そしてセッティング済みのPスケールから
 時読みの魔術師とEMウィム・ウィッチを エクストラデッキから ペンデュラム召喚!」

p.20 
おお「5体揃った」
「1匹寝そべってやがるけどな」

「……」

p.21 
「レベル3のEMウィム・ウィッチと
 同じくレベル3の時読みの魔術師で
 オーバーレイ・ネットワークを構築する」
「レベル2のドミノバタフライをレベル3のウィム・ウィッチに
 レベル4の白翼の魔術師をレベル3の時読みの魔術師に チューニング!」
p.22  シンクロ召喚!! 「HSRチャンバライダー」 攻 2000 「そしてクリアウィング・シンクロ・ドラゴン!!」 攻 2500 幻影騎士団ファントムナイツブレイクソード!!」 攻2000 エクシーズ召喚!! ワァァア
p.23b 【2020.7.23.Thu.】
「バトルだ! チャンバライダーでオクタビウスを攻撃 この時 効果で チャンバライダーの攻撃力は200アップする!」
p.23  「…のをクリアウィングの効果で無効に!! チャンバライダーを破壊して  その攻撃力分 クリアウィングの攻撃力をアップさせる!!」 攻 →4500 「俺はブレイクソードの効果発動 オーバーレイ・ユニットを一つ使い 自分および相手フィールドのカードを1枚ずつ破壊する!  対象にするのは… 敢えてブレイクソード自身と 剣闘獣オクタビウス!!」 p.24  ひゃーお 過激! 《……》むぅ 「……」 「バトルだ!!」
俺は白翼の魔術師で…」ちなみに攻1600

相手プレイヤーサンダース教官にダイレクトアタック!!」
「クリアウィング・シンクロ・ドラゴンで…

 剣闘獣オクタビウスに攻撃!!」
p.25  「ぐッ」 LP →0 ワァァ p.26  「ふむ… …………  勝者! 榊遊矢! プロデュエリスト資格 存続!!』 オー 「やったね 遊矢!」「お疲れ様っ」 「――嗚呼」 p.27  「…… 守備封じの罠カードを伏せていたが…」バトルマニア 「必要の無かったようだな 前向きでいいデュエルだった」 「へへ」有難うございます 『特別プログラム終了 グラウンドの再使用を許可する』 はーい 「なんかデュエルやりたくなってきちゃったな ねぇ遊矢 今度は僕とやろうよ」 やだ「私と!」 ハハ「面白そうだな だけど今度こそ帰らないと」 p.28  「残念…」「…… じゃあ やりたい者同士でやるかな」「またね遊矢」 「嗚呼」 「…なかなか面白い時間だった お前たち親子が 今後も我が社と デュエルモンスターズの発展の為に 貢献する事を期待している」 「…はっ」 またね「兄様」 「…嗚呼」 「道中 お気を付けて」 「…うむ」 p.29  「それじゃあ俺もフェリーに戻る 今度会う時はDMブラウザかな?」「未定だけれど」 じゃーなー 嗚呼 はい 「…… 小一時間の予定が随分 伸びてしまいましたね」すいません 「此処がもし過去の時代の世界なら 今回の事で歴史が変わったとか未来が変わったとか在るんでしょうか」 p.30  「嗚呼… この融合次元の未来に関しては それ相応に変化が在るだろうな  だが君達の住むペンデュラム次元には大した影響は無い  此処が仮にペンデュラム次元の過去そのものなら 其処での出来事は最初っから起こる事が決まっていたのだ」 「そうですか… …… 僕達の世界と この融合次元とやらの世界が  同じ時間軸において重なっている場合と重なっていない場合が在る… と 言う事ですかね?」 「まぁな… 理論的には 場所だけの違う 何処かの筈だったのだが どうやら お前達の言う通り 『時代』に差が在るらしい」 「……」 p.31  「場所が違うだけって… 別の次元の世界なんでしょ?」此処は 「『召喚方法』における『次元』だ 南向きの窓を『南向き』だとか 東行きの列車を『東行き』とか省略するのと同じ感覚だな  それでもどうも空間的に差異が生じていたようなので アークファイブとして一つに戻し再統合しようと思ったのだが…  しかし また 四つに分かれてしまった」 「……」 「ズァークの脅威が無くなった今では… その差異は減り『一つの世界』に戻っていい筈なのだが  逆に差異が大きくなっているのは妙だな あの戦いの前には 此処が スタンダード次元より 過去の世界とは思わなかった」 p.32  「…… 此処が『過去の世界』なのだとしたら… この時代の童実野町か舞網のどちらかには  今より若い貴方や赤ん坊ぐらいの僕が居るという話になりますね」 「うむ だが 直接会わなければ どうと言う事は無い  既に言ったが未来の世界では タイムトラベルの技術はごく当たり前に存在していた」 「……」 「『過去』に干渉して自分の人生をやり直そうとする者も 無くはないが… その程度の修正では 全体的な未来は変わらない  尤も歴史の中間点に来ている今 私の知っている未来が 再び実現するものであるのか どうかは分からない」 「……」 p.33  「ただお前達の知っている『未来』… いやさ『現在』については歴史がほぼ確定している  軽々しく揺り動かされる事は無いだろう 安心していい」 「…… はい」 「…… もう一つ… 先程のデュエルで時間が止まったかのように 他の者が動かなくなった事が在った  あれについては どう考えていますか?」 「ふむ…」 「時間が? …… モンスター達の動きだけが止まったって訳じゃなかったのか?」周り見る余裕なくって気付かなかった 「…… モンスターだけならRSV装置システムの故障だ不具合だなどと説明がつくのだろうがな  どうもこの『融合次元』そのものの時間が止まっていたようだった」 「……」 p.34  「私と零児がその中で動く事が出来たのは  この融合次元の人間でない事は勿論 純粋なスタンダード・ペンデュラム次元の出身ではないからだろう」 「……」 「榊遊矢は言わずもがなだな 『ズァーク』の力が働いた可能性が一番高い」 「ズァーク…ですか?」 「あの状況下で利益を得たのは榊遊矢だけだろう 勿論 我々の知る範囲に限っての事だから  それ以外の何処で何が起こったかは 皆目 見当がつかないが」 「……」 「時間が止まっていたんですか… 刀堂君 気付きましたか?」 「――いや けど榊が一瞬だけ 滅茶苦茶速いスピードで動いたのを覚えてる でも何故か誰も驚いてなかったんだよな」 p.35  「『回避』のAカードを手に入れる直前の事ですよね 僕もあのスピードは妙だと思っていました  でも誰も凄いとも異常だとも言ってなかったので やっぱり妙だなとは思っていた処です」 「ふむ… 時間が止まっている中で物が動くと その外からは それが高速で動いているように見える  君達には其方の現象が起こっていたという事か…」 「……」 「『ズァーク』の力が働いたのか? 確かに同じ物が見えたり同じ事が出来たり違う事だったりで 変な感じだったけど  俺をデュエルで勝たせる為だけに 『ズァーク』が『力』を使うとも思えないんだけどな」 「……」 p.36  「大体 俺が知ってる『ズァーク』の『力』って モンスターと心を通わせるとか気持ちが分かるとか そういった『力』だもん  次元をどうこうするのは『覇王龍』の『力』だろ でも俺『覇王龍』のカードは…  ――嗚呼 入れた覚えが無いのに 何でかズボンに入ってたんだっけ  しかも入ってる事≠ェ分かったから… やっぱり『覇王龍ズァーク』の『力』は在ったのかな?」 「……」 「けど『ズァーク』が俺を勝たせるツモリなら ワザワザ2回も負けて3度目に何かするって言うのも考えられないんだけれど」 「……」 p.37  「『時間』を止めたり何たりするって言うのも初めてだし …… そりゃあ デュエルには ホントは負けてたかも知れない訳だから  考えようによっては 卑怯ズルだったのかも知れないけど でも…」 「落ち着け遊矢 仮に『ズァーク』の『力』が働いていたとして 悪い方に向かうと言うなら『レイ』がそれを防止する筈  その意味では君に『ズァーク』の力が在る事 さほど心配する事ではない」 「……」 「ただ 次元分裂が生じていたり… にも関わらず 中途半端に繋がっているという状態そのものに  何らかの不具合が在るのではないかと考えています 『時間』を越えて移動したり会話を交わす事自体に…  微妙な不具合を感じていると言うか」 p.38  「ふむ… だからと言って また人々をカード化して エネルギーに換えて一つの次元に 一気に再統合させる…  と言うやり方は お前たち反対するのだろう」 「それは… 勿論」 「……」 「だったら『世界』が自然に再統合していくのを待つか 完全に分裂しきるのを待つかの どちらかしかないだろうが  『世界』が不完全である事は認めるがな 今の処は生憎 様子見と言った処だ」 「……」 「それとも何だ? 其方で何か異常な事態が発生しているか その前兆でも在ると言うのか 遠慮せずに話してみなさい」 p.39  「……」 「なんか 在るには在るけど コイツに話してもどうにかなるのか って顔」 「? 何故だ」 んー 「LDSに織田という講師が居まして DMBおよびRSVについての危険性を危惧しているようです」 「…ふむ」 「ゼロ・リバースの二の舞を恐れているようですね 今のDMBは… 基本的には当時と同じシステムですから」 「……」 「ただゼロ・リバースは当時のシステム変更の後に起こった物という事ですので  同じシステムにしていてしかも其処からの変更予定が無い…という状況では  同じ事故が発生する確率は普通に低いと考えられます」 p.40  「確かに… あの事故でのエネルギー暴走とやらが起こった真の理由については 私も分からない」部外者だし 「だが今 海馬Coは同じシステムを使っている それに特別不具合は無いと」 「――はい」 「だったら… その織田という講師とやらの取り越し苦労ではないのか?  事故の防止に努めねばならんと言うのは確かだが… それはあくまでもエネルギー施設側の仕事であって」 「……」 「母が… DMBに関して ある提案をしているのですが  その件に関してどうも… 時間の巻き戻し≠引き起こしているようなのです」 「…… 日美香が?」 「――はい」 p.41  「正確に言うと母本人の提案とは言えなくて…」 ……「LDSの講師たちの間で持ち上がった話題に 織田講師が反対している状況なので  理事長として母が説得に当たっている… そう言った背景に当たります」 「――ふむ」 「ところが その織田講師を説得する件に関して 何日も前から行っている筈なのに――  昨日初めてその話を彼に持ち掛けた そんな事を言うのを隣で耳にしたのです」 「……」 「織田講師が言うには 以前から そのようなループ現象が起こっているらしい 一方で彼がその件について反対しているは…  先に言った通り DMBやRSVの危険性について危惧しているからという事実も分かってきた」 p.42  「後は… ゼロ・リバース直前のDMBの事に関して 彼以外の殆どがその内容を覚えていない…  及びゲーム機をどう処分したのかも分からない そのような状態である事が分かっています」 「……」 「調べた処… 当時のDMBターミナルはゼロ・リバースの際に故障して  中には病院に運ばれるような事態も在ったのだと言う事が分かった」プレイヤーが.!?」 「その記憶が忌まわしくって封印したのか しかし全員が全員と言うのも奇妙だ  また何故 織田講師だけが DMBの事を詳しく覚えているのかも分からない」 「……」 p.43  「母が織田講師を説得している内容… と言うのは 今期のLDSの生徒の卒業試験に関して  その卒業試験をDMBを使って行ってみたら… と言うものです  話題自体は取るに足らないように見えますが どういう訳か織田講師の反対に対して 母がそのような状況になっていると」 ふむ「それは奇妙な話だな… …… 人が作った物に関して 事故や事件の可能性がゼロになる事は有りえない  織田という講師が極度に心配性だと言うのなら その件に関しては 幾ら説得を試みても無駄だろう」 「……」 「ただその説得した事を忘れて 日美香は 同じ説得を繰り返している そういう状態に在る訳だな?」 「…はい」 p.44  「日美香は賢い女だからな まだ認知症になるような年齢でもないし… そんな事態は確かに奇妙だ」 「――ええ」 「…… 日美香さん自体は その卒業試験をDMBで行う件に関して 何と?」 「大乗り気だ これはこれで奇妙な程にな  LDSを発展させるチャンスと考えているらしく…  知っていると思うが LDSの分校をLDG内に作ろうと発案したのも彼女が最初だ」  舞網市内のデュエルスクールをLDGに置くという話は私の案だが p.45  「他にもLDGの運営などに関しては 幾つか参考意見を聞いている…  その点に関しては 私と必要以上に意見を違えない事も在って 特に異常が在る様子は見られない」 「ふむ… その卒業試験とやらの件 お前自身はどう思っている」 「……」 「私は… LDSの基本運営は母に任せていますから また常にデュエルの最先端を歩んできたレオ・Coの社長として  最新のデュエル技術で生徒達の技量を測り かつ有終の美を飾らせるという考え方には賛成です」 「……」 p.46  「その一方で… 実際にはどうも10数年前の技術らしいし ウチの会社の製品じゃないし  遊びとプロデュエリストを目指す事とは 分けて考えるべきではないか という考えも在ります」 「――ふむ では日美香と織田講師とやらの記憶を消してみなさい その上でもう一度 会議などを開き  LDS講師たちの総意に基いて 決定をするように」 「記憶を… 消すって」 「勿論 DMBで卒業試験をするという事に関しての部分だけだ 他は操作しなくていい」 「……」 p.47  「もし… 二人の記憶が何らかの形で蘇るようであれば そしてそれが『時間の巻き戻り』が原因であるという確信が持てれば  一旦 私の方に報告しなさい それまではお前の方に任せる」 「…… 任せるって…」 「お前がペンデュラム次元の方に居るのだ お前以外に誰に任せる?」 「…………」 「『やっぱり話すだけ無駄だった』って顔」 「? きちんとアドバイスはした筈だが」 p.48  「零児 お父さんに 帰ってきて欲しいんだろ 素直に言えばイイのに」 「……ッ 私は別に」 「ふむ… 残念ながらそれは出来ない 夏には休暇が取れると言った筈だ その時には海か山ぐらい連れて行ってやろう」 「別に… 家族サービスなんか期待する歳じゃありませんよ」 「そうか」 「母さんに伝言は在りますか? …無いならこのまま帰りますが」   p.49  「うむ… アレは出来る女だからな 特別 指図しなくても 大概の事は大丈夫だろう」 「……」 「ではまた」 「……」 「…ズレたオッサン 嫌味にも気付かないでやんの」 「…まぁ 信頼されてるって事はイイ事なんでしょうが…」 「…零児」 えーと「気を落とすな」 「…別に 呆れて声も出ないだけだ」 「……」 p.50 魔法マジックカード 『次元回廊』発動!」 「では戻るか 向こうとは2時間近くズレたようだから… 帰ったらDディスクの時刻合わせを忘れないように」 はーい ======================================== ★⇒オリカ一覧 p.9  気落ちせず、でも?? p.15  止まった、かも p.22〜  (レガシーで)確認したら マッハゴー・イータは攻撃力が上がらなかった。  ので見ての通りチャンバライダーに変えたけど、コイツ2枚目ってイイのかな…(汗) p.31  「融合召喚を使う人々(の世界)」とか、「シンクロ召喚が流行っている街」とか、  そんな言い方では七面倒臭いので『次元』という言葉で代用/統一している。  ――と、後で出すんだっけ出さなかったっけ…(出さないんならコッチに持ってくる★) p.32  …これまでの設定だと、舞網市か舞網町か謎な時期。  無難に舞網地方、とか??  知っている世界が、でも p.36  …最終回直前の話を受けて書イた訳だけど、見直すにズァークにそんな事が出来る、という事前情報は無かったような。  (モンスターの声が聞こえる、と言うだけで)  そんな訳で遊矢の妄想兼希望っぽい『力』ですが、そも 何かと心通わせるって言ウのはゲームの特殊技能とかではなく、  そうしようとするかしないかの心の持ち様であって その気になれば誰にでも出来る事だと思イます。  『力』でも何でもないんだけど、ソレが簡単に出来ない人には『力』に見える。  或いは、特別な事に見える人には。 p.37  違和感、などでも?? p.42  普通に「ええっ!?」と驚くのでも p.46  …しかし其のプロデュエリストに成った結果、やる事は大概 人々が娯楽として見に来る訳で…  (デュエリスト本人の目的はトモカク。その集客から利益を得ている産業システム) p.50  次元回廊:オリカと言ってイイのか微妙だけど、公式本編ではカードとしては出て来なかったノで。  …公式や後で出て来る設定と、合わなくなるようだったら修正★





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