とっぷ壊殻の海ノ物語遊戯王BrowsingU


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#025.シュシュの行進/暴走? vsジュエル

p.1 【2017.11.19.Sat.】
「……………………

 塾長 俺このDA 使わないと駄目?」
「フトシやアユ達も使うんだ」俺や柚子も使うが
「エンタメデュエルだし オーソドックスな格好が一番イイんじゃないか」
「――と 説得しておいたわ」大金 掛けないように
「……

 …… この企画 デュエルスクールの生徒が『施設』から出て 他のプレイヤーともデュエルしたり出来るんだろ?」
「まぁね」
「けど俺 この格好で外に出る度胸無いよ Aステージの中ならイイけど…」

p.2 
「勇気を出せ遊矢! お前の背には遊勝塾の未来が掛かっているんだ!!」
「あたし宿題やってくる」じゃっ
えっと…「どう思うみんな」
《ログアウト推奨》
《知人に会うのは避けたい》
《俺は別に構わねぇ》

「…… まぁ 俺だとバレなければイイ… のかな?」
「MMは日替わりにした 今日はEMチアモールだ

 DAネームは『シュシュ』 さっそく施設の外に出て 通り掛かったプレイヤーにデュエルを申し込んでくれ」
ええっ「そんな処でやんのー!?」

p.3 
「朝の間 『ステージ』の中で待ってみたけど誰も来なかった
 生徒が居ないんじゃ『デュエルスクールのイベント表』に書き込む訳にもいかないし
 DAが一人じゃ『施設』から離れる訳にもいかんだろう」

えっと…「DAがピエロなら いっそ『施設』の外見はサーカステントにするとか」
それは柚子にも言われた「『オブジェクト』の選択肢に無かったんだよ
 問い合わせたら『一つだけ特別扱いする事は出来ません』って叱られた「う゛…」色々と厳しい状態だなぁ
「頑張れ遊矢 これも試練だ」熱血だ!遊勝サカキ先輩ならこんな苦難 屁でもなく笑い飛ばして
 通りの連中 道塞ぐほど集めて全員笑顔にする事が出来るぞ!」

そっ…「そうだよなぁ父さんなら 俺は父さんみたいに成るんだ!」そして何時か越える!
《…… 乗せられ易いな》
《でもまぁ割と遊矢のお父さんも似たような事言って遊矢を焚き付けると思うよ たぶん面白半分で》
《……》

p.4 
良し「さっそく外に―― …… ねぇ塾長 このAステージ出口何処?」
「え゛っ」

柚子ーッ

「Dスクールの皆さん 『ステージ』に『出口』設定していない処が多いようねぇ
 別に扉でもテレポート・タイルでもイイんだけど」
ふーっ


えーっと「永続魔法から『扉』あるいは『ドア』で検索して…」検索はMMにやってもらえる
「Aデッキに入れた後『ステージ編集』で他のAカード同様 好きな場所に設置できる!」

p.5 
はい「オーケイ」 全く「遊矢にやらせる前に気付いてよねぇこういう事は」道理で誰も来なかった筈よ
す…「済まん ともかく改めて行け遊矢!!」

《――なんとなく 人通りの少ない処に在るんじゃないかって予測はしてたんだよねぇ》
《リアルと同じで 道の向こう 川だな》
《道幅は広いから日当たりはイイが》
はーーーっ

p.6 現実リアルと違って道と川の間は無いのか 川って言うより水路だ… コレは」

「周りは… えっと よく見ると ちょっと洋風?」塾は違うけど煉瓦レンガの建物が多いんだな 『LDGナビゲーション』で見た時は あんまり気にしなかったけど」

 ――何の変哲も無いようで それでも初めて見る景色

p.7 
「隣の…ビルは開いてないのか テレビゲームで建物だけ在るのとおんなじなんだな そんなにやった事ないけど

 ……」
「おい 遊矢? あんまり『遊勝塾』の傍を離れるのは…」

「御免 塾長 暫く俺の好きにさせてもらってイイかな」
「…… 嗚呼」

《レイジが言ってた DMBはそれ自体がQデュエルのような物だって だったら…》マニュアルに在った方法は

p.8 【11.20.Mon.】
「そう… ゲームスタート!」

「まずは手札5枚から――」
 ・EMマンモスプラッシュ(Lv6)
 ・EMキャスト・チェンジ(魔法)
 ・EMペンデュラム・マジシャン(Lv4、Ps2)
 ・EMダグ・ダガーマン(Lv5、Ps2)
 ・EMエクストラ・シューター(Lv3、Ps6)
 ※実際にはカード★
うーん「人間型ばっかりだな キャスト・チェンジは見せる相手が居ないと駄目だし」マンモスプラッシュ 呼べないしー

「ひとまず 人の多い処に行かないと 塾長 LDGタワーはどっち?」
「ん…嗚呼 もう少し行ったら橋が在るから 其処を渡ったら北東の方を目指せばいい」
「分かった」

p.9 
「この橋だな 10秒も行ったしネクスト!」

「EMモンキーボード」 良し「Pゾーンにセッティング!」

「モンキーボードのペンデュラム効果
 発動したターン デッキからレベル4以下の『EM』モンスター1体を手札に出来るメインフェイズに
うーん「セカンドンキーかな?」先に

「もう片方のPゾーンにEMエクストラ・シューターをセッティング EMセカンドンキーを通常召喚」 Lv4 攻1000
「効果でデッキから『EM』モンスター オッドアイズ・ライトフェニックスを手札に加える」自分Pゾーンにカードが2枚の時

p.10 
――揺れろ 魂のペンデュラム 天空に描け 光のアーク!!

「ペンデュラム召喚 EMオッドアイズ・ライトフェニックス!!」 Lv5 攻2000

「乗っれるかなーっ?

 …よしよし イイぞ その調子 手綱とか無いけど服が掴める」

p.11 
「良し飛べ ライトフェニックス 俺にこの辺りの景色を見せてくれ」

p.12 
「…凄いな 景色見てるだけなのに

 フトシだったら『シビれる〜〜〜』って奴?

 なんかもう塾の事とか ほっぽり出して 思いっ切りはしゃいで気の済むまで飛び回りたいって気分!」
「コラコラ 流石にそれは許さんぞ」

「分かってる 俺の好きなように――って言うのは あくまで俺のやり方で
 遊勝塾に他のプレイヤーを連れて来るって意味だから」
嗚呼「頼むぞ」

p.13 
「人の数が多いのは まずLDG広場 それからライディング・コースが街中を走っている処」北の街の方にも居るけど置いといて

「…よし降りろライトフェニックス セカンドンキー 広場への道とRコースが交差する処へ――

 お楽しみはこれからだ!」

p.14 
「…遊矢 アンタ お弁当 残すだなんて どうしたの?」何時も綺麗に食べて来るクセに

「えーっと …… 床に弁当箱 落としちゃって」
「ふーん?」
「零した分は蓋に入れて回収したんだ まぁそれが弁当箱の中身として残ったと」
「……」

「それだけだから大丈夫 あ でも 食べ足りないって思ったら お腹空いてきちゃったかも 母さん御飯 早く早くっ」
はいはい!

p.15 
《…遊矢 何故素直に話さない この前の人にぶつかった件もそうだったが…》言わず仕舞いだろう

「…… 母さんにあの手の事報告すると ひとしきり怒った後 急に優しくなるんだ …3年間ずっとそうだった」
 父さんの事 馬鹿にされた!? そんなの言い返しておやりよ

 しょうがない子だねー 大丈夫 良し良し

《…確かにスイッチの切り換わり早いよね》あの人は
《叱られるっていうのも勘弁だし》後で優しくされるからって《人に助けられたって言うのも格好悪いからなぁ》言わなくてもやっぱイイんじゃ
《……》

p.16 
《…遊矢 お前の心の奥底には 何か俺達すら引き付けない 何かが在るような気がする》
「ユート?」

《…俺達はソレ・・から離れている だとしたらソレがもしかしたら 俺達4人を完全に一つにしていない
 しようとしない壁であるのかも知れない》

「完全に… 一つじゃない?」
《肉体が消えてお前の中に取り込まれてしまったが 今の俺達は… こうして お前の中に「居る」だけだ》

p.17 
《…時にこうして意識を持ち お前に意見する事すら出来る
 …… 俺はお前が「心配」だ この感情がお前自身の「不安」からやってくるものだという事も分かっている》

 ダガソノ不安ハ…

「…… 有難うユート
 大丈夫 俺達は一つだよ そしてもう『悪』の心も無いんだ」

 ニドトアクマニハナラナイ

p.18 
《…遊矢 それにユーリ ユーゴも!
 お前達がもし 自分自身にまで自分を偽ろうと言うのなら それはきっと恐ろしい事になるぞ…!!》

――そうだ 無自覚にけている「不安」 それが人格オレたち分裂ける 心の――

p.19 
――ネクスト! ドロー!」

 ペンデュラム・フュージョン

「…融合系カードか」
《スターヴを呼ぶには素材が一つ足りないねぇ》
「じゃあ もう少し 走って…」

「ネクストっ! ドロー!
 うーん 『EMリバイバル』 このカードは伏せかなぁ」トラップだし

「――ん? 何だ今のピエロ」

p.20 
 オッドアイズ・フュージョン

《…また融合魔法のカードか》
 あっ ピエロだ
「…そこそこ 人通りも増えてきたし 頃合いかな?」
 何だ?

「レディース・アーンド・ジェントルメーンズ!
 これよりワタクシが修行する遊勝塾 其処で学べるエンタメデュエルの一部を御披露致しますっ!!」

「…おっ イイぞ遊矢」

「――ネクスト! ドロー!! EMユ―ゴーレムを通常召喚」 Lv4 攻1600
「魔法マジックカード『ペンデュラム・フュージョン』発動!」

p.21 
「Pゾーンを含めた自分フィールドのモンスター達を素材に融合召喚できる!
 俺は闇属性のEMユーゴーレムと 同じくEMエクストラ・シューターを素材に融合!」なお モンキーのPスケールが4になる

――現れろ! 飢えた牙持つ紫毒の竜!

「スターヴ・ヴェノム! フュージョン・ドラゴン!!」 Lv8 攻2800
《…イイね 何する気か よく 分からないけど》僕が1番?
むうっ
「……」

p.22 
よっと

とっと

「獣族のEMセカンドンキーと 闇属性のスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンをリリースし」
 おー 何かスゲー
「このモンスターを『融合』カード無しで特殊召喚!」

p.23 
「現れろ! ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」 Lv8 攻3000
オオー

「はいっ スイマセン通して― ぶつかると危ないですよー」

p.24 
「コラーッ!! 其処のドラゴン乗り 迷惑でしょうが 止まりなさーい!!」
「あ ジュエルだ」
《意外に早く見付かったな》

「魔法カード『オッドアイズ・フュージョン』を発動! 『ペンデュラム・ドラゴン』のビーストアイズと
 手札の戦士族モンスター『EMダグ・ダガーマン』を素材に融合召喚!」

p.25 
「ブレイブアイズ! ペンデュラム・ドラゴン!!」 Lv8 攻3000

「…はぁい 警告を無視すると LDGディフェンダーの効果発動 攻撃力を6000にアップ」
「容赦なく最高値!?」

《あのモンスターに効果は効かない…》
《「ミッション」って言われたら 他のプレイヤーには見えなくなるんだよねぇ?》別の空間フロアに行くから
「うーん」

p.26 
《ダメージは感覚的には1000ポイント分しか受けないんだったな しかも後で回復する》
「うん… って事はこの攻撃で倒されるとは限らない訳だ」

「ミッション!! 噛み付きなさいLDGディフェンダー!!」ブレイブアイズに
「グヮァァ」
うわ「過激」 頼む「ライトフェニックス」

p.27 
「ッ…」 LP8000 →5000
「EMリバイバル 墓地からダグ・ダガーマンを特殊召喚!」自分フィールドのモンスターが破壊された時 Lv5 攻2000

むっ

「『EMキャスト・チェンジ』 手札のEMマンモスプラッシュを相手に見せる!」

「見る訳ないでしょ―― と言っても自動表示される訳か …まだ融合モンスターが居るのかしら 仕方が無いわね カード確認っと」
  はい

p.28 
「ドロー!!」EMキャスト・チェンジの効果
「…… EMウィム・ウィッチか 通常召喚はしてるから… ターンエンド?」

「…相手が ターンエンドしました LDGディフェンダーの効果によりダメージを回復
 …Qデュエルに移行しますか?」

「当然よ! 逃がすもんですか 私のターン!!」ドロー!
「うわぁ やる気だ」

「ゆ… 遊矢 マズイんじゃないのか? ライフは回復したとは言え…」
「うん… でももうちょっと」
遊矢?

p.29 【11.21.Tue.】
「ライフの数値は4000にリセット」
「逆に減ってるし!?」
「ネクストの差分は…」
相手のネクスト分 ドローしますか?
「要らないわ 手札に入り切らないし」
ホッ はい

「魔法カード『ジェムナイト・フュージョン』を発動し」アンバー サニクス ルマリン
「手札の『ジェムナイト』3体を素材に ジェムナイトレディ・ブリリアントダイヤを融合召喚」 Lv10 攻3400
「クリスタル・ローズを召喚 デッキから『ジェムナイト』1体を墓地に送って それの同名カードとして扱う」ガネット

「そのクリスタル・ローズをリリースし
 召喚条件を無視してエクストラデッキからジェムナイト・マスターダイヤを レディの効果で特殊召喚!」
 なお墓地のジェムナイト1体につき攻撃力が1000アップ Lv9 攻2900 →3300

p.30 
「…バトルよ ジェムナイトレディ・ブリリアントダイヤでEMオッドアイズ・ライトフェニックスを
 ジェムナイト・マスターダイヤでEMダグ・ダガーマンを それぞれ攻撃!」

「うわっと」 LP →1300

「! …貴方それ LDGの銅章ブロンズバッジじゃない LDGの公認イベントだったとでも言うの?」
「えーと」

 予測:Yesと答えた場合
  この場は誤魔化せる →後でレイジに叱られる (勿論ジュエルにもバレる) よな

「…… 秘密!」
「ふーん? ……………………」

p.31 
「顔的に反省してるかどうか分からないわねぇ」でもレイジ様が許可してるとは思えない
「……」

「素直に『すいませんでした もうしません』って降参サレンダーすれば許してあげるけど どうする?」
「……

 サレンダーは… 好きじゃ…ない」自分から辞めるなんてヤだ
ゆ…「遊矢」

「僕 修行中の身ですから―(嘘) 貴方には僕の修行に付き合ってもらいます」

「ふん… まぁ始めちゃった以上は デュエルが終わるまで出られないものね」フロアから
 少し距離取りっ
「イイでしょう付き合ってあげる… ターンエンドよ」
「――はい」

「僕のターン ドローです …… このままカードを伏せてターンエンド」

p.32 
「私のターン ドロー」

《…伏せカード1枚 此方の3体をかわせると あのプレイヤーが思うだけのカード》まず思い付くのはミラフォとか

「…こういう時の対策は 倒されたくないモンスターを守備表示に」 マスターダイヤ→守2500 レディ→守2000
「そして倒されていいモンスターを攻撃表示で置いておく」ジェムナイト・オブシディアを通常召喚 Lv3 攻1500

「そして可能ならば このLDGディフェンダーのように 相手の効果を受けないモンスターで攻撃するという訳よ」
わー「勉強になりますー」
「LDGディフェンダーの攻撃力は1300に下げるわ ダメージ返しのトラップという可能性も在るから」

p.33 
「…それじゃあ いくわよ」バトル! 「LDGディフェンダーでダイレクトアタック!」

「ガァウッ」

「速攻魔法 『超カバーカーニバル』を発動!

 デッキからEMディスカバー・ヒッポを特殊召喚 残りの場にも可能な限りカバートークンを特殊召喚する」全て守備で
  攻守0 攻守0 攻守800 攻守0 攻守0
「このターン 相手モンスターはカバートークンしか攻撃できない!」

p.34 
「…… ピンクのカバ…」もといEMディスカバー・ヒッポ
「それに2体の『ペンデュラム・ドラゴン』 なんだか『榊遊矢』みたいねぇ」
「え゛っ」

「アイツ最近じゃあ零児様と並んで有名なデュエリストに成ってるから 真似して同じカード使ってる奴 多いのよね」零児様のDDもだけど
「丁度『ファイブ・レインボー・マジシャン』っていうQデュエルで ブラウザカードが手に入るらしいし」

「そ… そうなんですか?」
「けど普通 他のスクールの生徒が 他のスクールの生徒の真似 する訳ないわよね」それもスクール用バッジ着けて
「…… もしかして『遊勝塾』の生徒?」貴方

p.35 
あっ「はい! この間 入った ばかりで…」
「変ね この間入ったばかりにしては あんな高度な2連続融合…」それに入塾シーズンでもないし

《3連続! 僕のスターヴ・ヴェノム見てないの!?》
《見られてたら それはそれで厄介だったろうが》気付かれてないのが有難いと思え
えっ「えーと その前は別のスクールに…」
「………… そう

 察するに他のスクールを卒業した生徒が 流行りに乗って『遊勝塾』に入門してみたってトコかしら
 あの塾のレベルを考えれば 殆ど冷やかしみたいな行為ね」
ぐ…「何だと」

p.36 
「そっちの事情はさて置いて オブシディアで2体目のカバートークンを攻撃!

 ターンエンドよ」

「…… 僕のターン ドロー!」

「…EMペンデュラム・マジシャンを 守備表示で通常召喚」 Lv4 守800
「続いて『エンタメ・バンド・ハリケーン』を発動
 此方の『EM』の数 3枚までの相手フィールドのカードを持ち主の手札に戻す!」
p.37 
クッ…「LDGディフェンダー以外のモンスターを手札にか」2枚はEXデッキだから
「だけど詰めが甘いわね 今ならLDGディフェンダーを倒せるのに」Pマジシャンを攻撃表示にしてれば
「…… その手には乗らない LDGディフェンダーは 後でまた手札に入れる事が出来る  攻撃表示にしたらコッチは次のターンにやられちゃう」 「……  『ユーヤ』の奴… そんな機密情報を軽々しく他の奴に教えるなんて  何処までデジタル・ランサーズ失格の烙印を押されれば気が済むのかしら  昨日はカード失くしたって言うし」貴方自身は優秀かも知れないけど p.38  「……」 「貴方はこのカードの事 これ以上軽々しく喋るんじゃないわよ する事終わったんならターンエンドしなさい」 「あ… 嗚呼」ターンエンド 「私のターン ドロー! 墓地の『ジェムナイト』1体を除外して」ルマリン 「『ジェムナイト・フュージョン』を手札に戻す!  手札の『ジェムナイト』 エメラル ラピス オブシディアを素材に 再びジェムナイトレディ・ブリリアントダイヤを融合召喚」 攻3400 「オブシディアの効果で 墓地からサニクスを復活 ラピスの効果でガネットを回収  …… レディの効果でサニクスと EXデッキのジェムナイト・パーズを交代」 攻1800 「ジェムナイト・ガネットを通常召喚」 攻1900 p.39  「さて… 覚悟はイイかしら?」 (シュシュ) ←ちょっと良くない うーん「今度は3体も召喚」しかも うち2体が上級モンスター 「…流石に一度柚子を負かしただけの事は在るな」 「あのさ塾長
 俺が柚子に勝った事が無い(かも)って言うのは…
 単純に考えて彼女 俺より強いって事になるんだけど」
 俺 柚子に勝った事が在るかどうか 記憶があやふやなんだけど
 もし無かったら彼女 俺より強いって事になるんじゃ……
「うーん …人生何事も経験だ」 塾長〜 「…行くわよバトル ジェムナイト・パーズでEMペンデュラム・マジシャンを攻撃  倒したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える」1500ね 「ガネットさん 出した意味は!?」 p.40  「…実際には『墓地へ送った時』の効果 だからこの戦闘では 効果ダメージは発生しないわペンデュラムモンスターだから 「……」取り敢えず ホッ 「だけどパーズは2回攻撃する事が出来る 今度は当然 EMディスカバー・ヒッポを攻撃!」 「ぐわあッ!」 LP →500 「LDGディフェンダーとジェムナイトレディ・ブリリアントダイヤで 残るカバートークン2体を破壊」攻撃してね 「はーい ガネットさん 出番在ったわよ 相手プレイヤーにダイレクトアタック!!」 「うわぁあ」 LP →0 p.41  『…Qデュエル終了
 開始後に召喚したモンスターはデッキに戻します』
 開始後に使用したカードはデッキに戻します』
  「ふん… これに懲りたら 二度と暴走族まがいの事はしない事 ――って言うか 何で途中でモンスター変えたの?」 「えぇと… (まずは)みんなの興味を集めようと思って」(遊勝塾に人を呼びたくて 見物人が多くなってくるように) 「召喚ショーしながら移動するみたいな感じにしたかったんだけど…」みんなに見てもらって 「やってみたらモンスターのスピードが速かったって言うか」気付くと調子に乗ってた事は認める 「…… 攻撃力の高いモンスターに乗るからよ 自分で歩くか 攻撃力の低いモンスターにしてれば  貴方の言う 移動しながら『みんなに見てもらえる』召喚ショーって言うのは 成立したんじゃないかしら」 p.42  「そう… ですか
 けどライディングデュエルよりは 全然遅かったんだけどなぁ
 …確かにRデュエルでも 滅多に出せないスピードかも…」
「…… アレは コースが眺められる処とか カメラで追ってたりするのを見るから 何やってるのか分かるのであって  そうでない条件じゃ 速過ぎて『何か通り過ぎた』以外分からないわよ」 「そうか… 成程」 「…… 何にせよ二度とやるんじゃないわ  DMBはモンスターで移動する事前提に作られているそうだけれど あんな大勢居る処で猛スピード出しちゃ危ないでしょ」 「そう… ですね 分かりました 気を付けます」 「――宜しい じゃあ私はもう行くわ」 あ はい p.43  「…… 貴方も其処 早く離れなさい 見えないけど 其処人が大勢居るのよ  『フロア』を閉めクローズしたら 貴方 Rコースのど真ん中に出されると思うわ」今 Dホイール 来てないからって そ…「そうですか」 えっと「このくらい離れればイイですか?」 「まぁね―― それじゃ私は『ミッション』終了  こんな理由では二度と会わない事を祈るわ ――さよなら」 p.44  「…… そうか… 俺 Rデュエルの感覚で やってたのか」 ハハ「さすが洋子さんの息子だなーぁ 走りながらテンション上がっていくとか」 うん…「そう言えば塾長は 何で母さんが昔 暴走族レディースやってたって知ってたの?」 「えっ… いや別に 同じ舞網市内だから同じ高校で 同じクラスでパシリに使われていたなんて事は」 「…… 在ったんだね 塾長」 まぁ… p.45  「あれ? 『舞網市』に成ったのって 10数年前じゃなかったっけ  俺の年齢から逆算して 母さんの高校生って20年ぐらい前の筈だよね?」  【11.22.Wed.】 「どうだろう… 19年前や18年前も『10数年前』に入るからなぁ」そして約20年前だ 「……」 「先輩と洋子さんは何時結婚したんだっけ 俺が洋子さんと同い年だから…  ――あれ? 俺の年齢は?」30代だっけ 40だっけ 《…ねぇ 話し込むぐらいなら ログアウトしたら?》一旦 《人に集まられてるみたいだよ》 『あー ピエロだー』 『けど動かないな』 『誰のDAだろ?』  ウェストタウン <一般ブロック>  ログアウトしますか? はい/いいえ p.46  消えた! 手品か? ただのログアウトだろうけど 「――で? 何の話だったっけ 塾長」 「――ん? 何の話だったかなぁ」 「……」 「……」 「――そうだ! 人が居ない遊勝塾の方へ人を集めるのに」 人が居ないは余計だぞ 「移動しながら みんなに見てもらえる 召喚ショーを行うっていうアイデアは  攻撃の高いモンスターに乗ってやるんじゃ駄目だっていう話だよ」速過ぎるし 危ないって 「――嗚呼!」 《……》 「だったらさぁ LDG広場の方から初めてさ 『遊勝塾』をゴールに 歩くか レベルの低いモンスターで行けばイイんだ」 ――おお!」 p.47  「――いや駄目だ 今日はもう15分も無い 直線で1キロぐらい離れてるからなぁ」広場と施設オブジェクトまで 「連れてきてもデュエルをする時間が無い」 そうか… 「――ま 明日俺が午前にでも試してみるよ 遊矢は午後から…」 嗚呼「1時前ぐらいにLDSへ行く予定が在るんだ 5時からはデジタル・ランサーズの仕事だし」 「LDS〜? お前またオレを裏切ってそんな処に」 「…… デュエルアカデミアに行くだけだよ  フォース… …… 友達がDディスクを 赤馬零王に直してもらいに行くんだ」 嗚呼 p.48  「その時にどうも 俺に荷物を渡したい人が 来るらしいんだよ  んでもらいに行く訳―― だから明日は学校終わったら直行で LDSの方に行くから」母さんの方にも伝えてある 「ふーん」 「移動しながら食べられるようにって サンドイッチ作ってもらう予定」ミッチー料理のパンケーキサンドでもイイな 「…… 一人でLDSの方に行くのか? 珍しいな 柚子も権現坂君も連れずに『友達』に会うなんて」 「やだな塾長 二人しか 俺の友達 居ないみたいに言わないでくれよ LDSには零児だって居るんだぜ」 ん…「まぁそうだな」零児君は もう 友達か p.49  「それでもお前が学校の外で会う程の 『遊勝塾』に関係の無い友達なんて珍しい  今まで権現坂君ぐらいだったじゃないか」彼だって俺が知らない訳じゃないし 「…… 別に西小蔵さん本人と約束した訳じゃないんだけど 来いって言ったのレイジだし」たまたま用事が重なってるだけ 「そうか」 「西小蔵さんの事は 柚子も権現坂も知ってる ――って言うか 塾長も会った事あるよ  DMBで話し掛けてたじゃん」ヒメの姿で p.50  「…… 嗚呼 もしかしてあの 髪の赤い子か」 ←うろ覚え 「ボトムの方が確かピンクで…」濃い赤紫と言うか 上は腕出しで 「後はお前ユーヤより 背が低かった」ヒメとどっこいどっこいだったな 「――うん リアルじゃアッチの方が高いけどね 年も1コ 上なんだ」 「ふぅん…」 「あの時の子…って言う事は DMBのテストプレイヤーの一人って事か」 「――うん」 先に「LDSで出会ったって事だよなぁ …… LDSの生徒なのか?」 p.51  違うよ「前はそうだったらしいけど …腕を怪我して入院した時にやめちゃったんだって」 「……」 「それでその怪我の時に一緒に壊れたDディスクを 明日 赤馬零王に修理してもらいに行く ――って訳」その為にLDSで待ち合わせ 「そうか」 「――ん? Dディスクが壊れたって事は その子 DMBは出来ないんじゃないのか?」 「DMBはDディスクが無くても出来るし 実際には新型ディスク 持ってるそうだよ 西小蔵さん」 「そうか」そうだったな 《沢渡が弁償した分は壊れたって言ってたから 自分で買い直したって事だねぇ》 「そうだな―― それで事故の後遺症って言うか Dディスクを腕に着けられないらしいんだ  DMBはそのリハビリの為にやってるんだって」 p.52  「ふぅん… ちょっと事情が在る子なんだな」西小蔵君か 「その話 柚子や権現坂君には?」 んー「Dディスクが壊れた事は柚子や権現坂も知ってる けど明日 修理に行く事は知らない」その件は話してなかった まだ 「母さんには―― 現実リアルでの西小蔵さんの事 話した事は無いかなぁ  デジタル・ランサーズのリーダーだから DMBでの事は 色々喋ってるつもりだけど」それで夕食の時間が終わっちゃう 「…そうか」 「訊かれたら塾長 言っといてよ」先に俺が喋るかもだけど 「それじゃあ俺 今日はもう 帰るね」 「――嗚呼 気を付けてな」 うん ======================================== p.3  …笑顔に、はドウだろう。  熱狂させる事は出来ると思ウけど。 p.6  水路だな、でも可 p.10  ライトフェニックス:…実際は乗れるか怪しいので、何か攻撃力アップのカードで大型化させルかも知れない★ p.13  …一応チェック代わりの下線。  此処では遊矢(やジュエル)が仮に呼んでるだけで、正式名称ではナイ。 p.28  Qデュエル『ミッション』←今 名付けた(汗)  :…コマンド「ミッション」から続けられるQデュエル。(レイジ作、つまりデジタル・ランサーズ専用inLDG)  ルール等は ほぼ通常のデュエルと変わらないが、  中断不可、(通常のデュエルのようには)其の様子がDMBの各所にランダム中継される事は無い、といった点などが違う。  また『(Q)デュエル』に移行するのは、ゲーム『DMB』としてのライフではなく  『(Q)デュエルとしてのライフ』でデュエルを行う為。  DMBとしてのライフが0になるとプレイヤーはゲームオーバー&コンティニュー画面(状態)に入ってしまうので、  其処で逃げられるノを防ぐ為 p.29  …勿論、『手札』そのものには入る。  だが処理し切れなかった場合、エンド時に無駄捨てするカードが多い、という意味 p.30  …加えて、ヒメとノボルにも叱られる(此処までは確実/笑) p.36  また間違い★  この場合 セットになるようだから、エンタメ・バンドで手札に戻すのは2枚 p.37  他のカードとは作られた目的自体が違う→LDGディフェンダー  尤も、ジュエルなんかは真面目なので考え方がヨリ厳しいって処も在る。 p.42  …分速3000の設定なので ÷1000×60=時速180km。  遊B1で書いたけど、アニメARCのRデュエルは時速60km弱★ p.44  …見直すに、「舞網市中にその名を轟かせた」そうだから 遊矢の質問自体が間違い。  ただ此処で描いているのは『世界』そのもののおかしさな訳で、…… p.45  …改メて辞書で引いたけど、3から6までの間なので入らない★ p.47〜  …この辺から後の原稿は話の切りが上手くいかなくって、同じ情報を繰り返してるだけの感が在る。  なので練り直したらバッサリ切るかも★  …公式や後で出て来る設定と、合わなくなるようだったら修正★





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