とっぷ壊殻の海ノ物語遊戯王BrowsingU




#001.新しいゲーム/レーシング・デュエル

p.1 【2017.8.29.Tue.】
「デュエルモンスターズブラウザ?」

『専用ネットによるDMデュエルモンスターズのオンラインゲームだ ユーザー管理を下請けのプロバイダが行うシステムでな

 舞網市での販売に当たってレオ・コーポレーションを推薦しておいた』
「…… 別の次元の会社なのでは」其処は

『問題ない 世界そのものは一つだからな』

p.2 理論上は乗り物で時間を掛ければ普通に行き来できる』
「だったらアンタが帰って来い!!」
『それは無理だ

 私にはアカデミアでの仕事が在る』授業に職員管理にエトセトラ.『休みが取れる予定は夏だな』

『それと… 機会が在ったらでいい
 榊遊矢と柊柚子のデュエルをセッティングしてやってくれないか』
「遊矢達の?」

p.3 
『うむ… 未来でズァークが覇王龍と成ってしまったあの日 あの時 実は レイとも対戦する予定ったのだ』
「レイと?」

『当時のズァークのデュエルは凶暴性を増していた レイの身を案じて私は対戦デュエルを中止させたのだが
 その結果 観客の不満が高じたらしく ズァークは…』その不満に応えるかのように

「…… 分かりました」想像は付く
『本人達が望んでいる範囲で構わない ズァークの本心が人々を笑顔にする事だったと言うのなら…』
 恐らくレイとのデュエルは

p.4 
「最新ゲームのテストかぁ」うーん「持つべきものは社長の友達?」

「けしからんぞ遊矢!」
「そうよプロでしょ!」全くも―
「だって面白そうなんだから 零児!

 今日は誘ってくれて有難な!」

p.5 
「社長ー LDSトップの俺やランサーズの面々が居るのはイイとして」トップって言うのは成績って意味で
「なんで西小蔵が居るんですか?」

「沢渡がトップ?」そーだっけ?
お前らこのハイパーストロングデュエリストの
「様々なタイプのプレイヤーデータを取る必要が在る 彼の他にもう一人…

 舞網病院から紹介された小森江千早 デュエルは初めてだそうだ 宜しく面倒見てやってくれ」

p.6 
「なーるほどぉ
 そういう事ならデュエルが弱くてレオ・デュエル・スクールを辞めちまった奴のデータも要るよなぁ」

「沢渡! そういう言い方ないだろ」
けしからんぞ!

「小森江さん 宜しくね」
「千早でイイです」
じゃあ「私の事も柚子って呼んで

 車椅子押していい?」
どうぞー
「こういうのって一度は乗ったり動かしたりしてみたいって思うものよねー」不謹慎だけど
分かりますー

p.7 
「ゲーム機 DMBターミナルの画面指示に従って デュエルディスクとの通信設定を入力」無い場合は次へ
「のちDAデュエリストアバターの名前と姿とMMメッセンジャーモンスターを設定」これは順不同

「必要設定が終わった者からヘッドセットを着けてログインしてくれ 私は先に潜電ダイブしている」


「零児〜!」

p.8 
「その声は遊矢か」
「あっ! やっぱり零児だ」
「隣に居るのは権現坂か?」
「嗚呼」
「なんか同じ顔のパーツ選んでたみたいでさー」

(こういう時の傾向は似ていたのか しかし服の趣味は全く違うな)
「お待たせー」
わー「何 双児?」

「榊遊矢と権現坂昇だ」
えーっ「遊矢と権現坂!?」

p.9 
「そういうお前は柚子か? なんだーヒラヒラしたそのカッコ!」
あら「イイじゃない! ソロをモデルにしてみたのよ」幻奏の歌姫

「アバター名も『ヒメ』なんだから!」

「姫〜!? 柚子が〜?」アッハハ
何よー
「西小蔵です もう一人居ました… よね」

「あぁん!?」

p.10 
「なーにがもう一人居ましたよねだ テメェの方がよっぽど影薄いクセに 何だこの派手な色」
「わっ… わっわっ」イタタタ「御免なさい」
「沢渡!?」

「応 主役のSINGO様登場だ」
「誰が主役なんだよ!」これオンラインゲームだぞ
うわ「顔おんなじ!」リアルと
スゴーイ
「よく似せましたねー」
まぁな

p.11 
「ホントはもっと髪型も似せたかったんだけどな」10種類ぐらいしかねーの
「キャラメイクが目的ではないからな」

「大丈夫か? えっと…」西小蔵?

「フォース 軍隊とか力っていう意味です」

「俺ユーヤ!」
「俺はノボルだ」

「力だぁ〜? 弱っちいクセに何言ってんだか」
「イイじゃないか イチイチ突っ掛かるなよ沢渡」
けしからんぞ!
SINGOだ!

p.12 
「へへ… アーミーボトムお揃いだなっ」
「はい」

「俺 遊勝塾の榊遊矢! いちお―プロのデュエリスト」

「知ってます この間のテスト見てましたし

 先立ってもアクションデュエルのチャンピオンを倒したり 新しい召喚方法を生み出したり
 戦争を止めに別の次元に行ったり 世界を滅ぼそうとした巨大モンスターだったとか言ったり
 榊君の名前知らない人とか舞網市には居ませんよ!」
う…
つくづくフツーじゃないかも

p.13 
「揃った処で各自デュエルディスクをチェックしてくれ 5枚ずつカードが追加されている筈だ」

 新しいカードが在ります マスターズカードと照合しますか? はい いいえ

「消えちゃいましたーっ」
私も―
「構わない この配布は主にカードを持っていない者への措置だからな」

「…ちぇッ 新しいカードが手に入と思ったのに」
「現実のカードとの照合は一度だけだ 2枚目が無い限りは以降は消えずにデッキに残る」

p.14 
「このデータのみのカードが『ブラウザカード』 ゲーム内部でプレイヤー同士やトレードショップで交換が出来る

 対して現実に在るのがマスターズカード これはゲーム内部での交換はできない」当たり前だが

「改めて 此処はDMBの電脳空間『ブラウザ』

 君達はエリア『LDGレオ・デュエル・グラウンド』にユーザー登録したプレイヤーだ」
「何にも無いぞーっ?」
「…… それはおいおい用意する」

p.15 
「一番簡単なゲームとして まずは5枚以下で出来る『レーシング・デュエル』からやってみよう
 各自デッキからカードを手札に

 定員5名だから3名ずつのグループで行う …先に適当なカードを1枚出して提示してくれ

 ではモンスターカードを出した者達から先に 遊矢はペンデュラムカードだから魔法マジックトラップ組に入れ」
嗚呼

p.16 
おおー「コースが出来た!」
「ルールは単純 1番早くゴールにモンスターを到着させた者の勝ちだ

 攻撃力がそのまま移動力 スピードになる 途中に在るラインのその先のポイントに魔法・罠カードをセットすると
 モンスターが其処を通過した際に発動するか発動できる」

p.17 
「テキストによる指定が無い限り 手札からの効果発動は出来ないというのがこのRcレーシング・デュエルのルールだ」特に魔法
「ではグループ毎にターンプレイヤーの順番を決めてくれ」
じゃんけんぽんっ あいこでしょっ

「先攻から順にモンスターを好きなコースにセットする
 レースが始まったら ターンプレイヤーは先程言ったカードのセットなどの処理を行う」

「10秒経ったら『ネクスト』と言って 次のターンプレイヤーがメインフェイズを前倒し出来る
 今回は2ターン目以降の通常ドローは無し 完全に手札のみで戦ってもらう」

p.18 
「うわキツっ 最初の手札で勝負が決まったようなモンじゃねぇか」

「ラインは一本… カードをセット出来るチャンスは一回限りという事か」

「イベントによってはラインを多くしたり レベル制限を掛けたり デッキから直接モンスターを選ばせたり出来るらしいが
 今回はテストプレイなのでな」すぐ終わるようにしておいた ←決めた人

「運任せですねぇ」それと実力「デッキが強くても5枚だけじゃどうにもならない時が在る」
イイじゃん「強い奴も弱い奴も関係ナシ!」やろうやろう
オーーッ

p.19 【8.31.Thu.】
えーと「レベル4以下が出せるんですね」
「ええ」特殊召喚を除いて

 第1レース @チハヤAヒメBフォース
 第2レース @SINGOAユーヤBノボル

レースって事は「戦闘は無いのか」
「魔法・罠の発動はメインフェイズとバトルフェイズが混合
 モンスター同士は後続が前に居る味方以外のモンスターを追い抜く時がバトルフェイズに相当する」

「ペンデュラムゾーンが無いな…」
「魔法・罠ゾーンに統合されている
 縦・横・斜めに置いた間のモンスターゾーンに空きが在れば その数までモンスターを呼べる」今回は縦・斜め無理だが

p.20 
「……」って事は

「『真竜』って何ですか〜?」
「幻竜族中心のシリーズだが …… その手の質問まで答えていると時間が無くなるな」自分で調べなさい

「真竜」モンスターの攻撃力・守備力がどーたらこーたらって書いてあるんですよー
嗚呼 「真竜」って書いてあるMカードが無いと駄目なのね
ふーん
マジ初心者か
ホントにランダムなんだなブラウザカードの配布

「守備表示で攻撃できるモンスターはどうなる」
「通常の守備はバックだが そういう効果が在るなら守備力を攻撃力として前進する」
そうか

後は…「ライフが0になってもスグに負ける訳ではない ただしそのプレイヤーのターンはスキップされる」

p.21 
「では競走デュエルを始めよう」そろそろ
おー
「チハヤちゃんからよ」横向きの裏ね
「はーい〜!

 ……」えーと

「何処に置けばイイんですか?」
「真ん中からその左右に置いていく順番が多いが 固定ではないので好きな処を選んで構わない」
はーい

「じゃあ真ん中で――」
「ターンエンドって言うのよ」
「ターンエンド!」

「私のターン! 右隣にモンスターをセットしてターンエンド」

「僕のターン… 左隣の方に置きます」ターンエンド

p.22 
「では各自モンスターをリバース
 レース開始――」
「GO!」

 月光蒼猫ムーンライト・ブルーキャット 攻1600
 精霊獣使いウィンダ 攻1600
 灰流うらら 攻0

くぉら!「いきなり0とかナメてんのか」
居なかったんですよー
「ウィンダと蒼猫の一騎打ちか」これじゃ
「移動力は互角…」

「行っけぇ蒼猫!」
「負けるな―! ウィンダ!」

p.23 
「チハヤ 君のターンだ 使用できるカードを選んでセット・発動する事が出来る」コレが指示・表示板
あっ「ハイ」

「カードを1枚セットして―」

「ターンエンド!」コレでイイですか?
うむ

「私のターン! カードを1枚セットするわ ターンエンドよ」うふふー

p.24 
「うららは出走しないんじゃ意味ないかな…」僕のターンだけど
「おっ! ラインを踏むみたいだぜ」いよいよ

「魔法カード『融合』! 蒼猫と手札の月光狼ムーンライト・ウルフを墓地に送って融合召喚!」
「えぇーっ!」嘘ぉー

p.25 
「――現れろ!」 月光舞猫姫ムーンライト・キャット・ダンサー 攻2400 「凄い! 融合!?」一気に速くなった 「流石は柚子」 セレナだ カード5枚でもあなどれん p.26  「…… Rcデュエルの開発では  ライディング・デュエルでは出来ない モンスターのより躍動感あふれる動きに開発の重きが置かれたらしいが」技術者の間で  こーすれば自然だ!  このスピードなら 「…… 別の問題が在ったようだな」 ドキドキ おー けしからん でへへ〜♪ アンタら… 「父に提言しておくか…」 乳!? いやん お代官様 「――わゎっ そんな事言ってる間にゴールされちゃうかもっ!」どーしよー p.27  「――チハヤ 君のセットしたカードが発動状態に入っている」 「えっ?」 「『醒めない悪夢』… ライフを1000払う事で魔法・罠カードを1枚破壊する事が可能だ  …… 今回に限り特別に 発動後のカードも対象にする事が可能とする  やってみるがいい」私が許可する あっはい「それじゃあライフ1000を払って…」 LP →3000 「『融合』を破壊!」  召喚が無効化されました 「きゃーっ」 p.28  「狡いぞ零児―!」 「エリア管理者にはルールを暫定的に変更できる権利が在る カードテキストと矛盾しない範囲でだがな」テストしてみ 今すんなよー 「本格運営の前にどれだけ出来るか確認せねばならんのでな 寧ろ積極的にやらせてもらうぞ」 えー 「あの… 何かスイマセン?」もしかして 「ううん  初めてだし色々試さなくっちゃねぇ でも次はこうはいかないんだから!」 「はいっ!」  Goal! p.29  「フォース 君のターンのままだが」 「出せるカード無いし… ターンエンドです」 「そうか ヒメは?」 「あたしもかなー って言うか勝負はもう着いたでしょ」チハヤの勝ちで 「これで勝負が着いたと言うなら そう処理するが」 「曖昧だな」 「……」 p.30  「それでは次は第二のグループ コースは円にしてみるか」 「待ってました!」よーし! 「俺が先攻 右回りなら一番右のコースを取るぜ!」当然 「それじゃあ俺はその隣!」 「俺はその横…」ターンエンドだ p.31  「今回は公平を期す為モンスターをセットさせたが イベントによっては そうではない場合も在る ではリバース」 うわ「権現坂のモンスターでかい!」 「あんなの持ってたっけ?」 「さっき配されたブラウザカードだ 不本意だが勝負はもらった!」 ケッ「そう簡単にやらてたまるか」 そうとも「お楽しみはこれからだ!」 「Go!」 p.32   十二獣ラビーナ 攻800  EMラディッシュ・ホース 攻500  サイコロプス 攻1800 「俺のターン カードを2枚セットする」 「何!? 俺のモンスターの前!?」  底なし落とし穴 p.33  「罠カードを自分のコースにセットするとは限らねぇだろう」トラップだぞ 「セット出来るカードが1枚とも言われてねぇしな」ターンエンドだ 「くっ…」 《零児の奴 ワザと教えなかったな…》さっきの曖昧な答えといい《食えねぇ食えねぇ》 俺のターン! 「それじゃあ俺はコース2のポイントにスケール5EMチェーンジラフ  コースにスケール8EMオッドアイズ・ユニコーンをセッティング!  間のコース4にペンデュラム召喚!」 来い! オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!! Lv7 攻2500 p.34  「うわっ」 「凄い 一気に逆転!」 「へへーん♪」 ぐぬぅ… 「ノボル」君のターンだ 「手札に出せるモンスターカードが在るなら通常・特殊召喚できる」 「!」 「ラインを越えるまではスタートからの出発だが」 「ならば… 超重武者ココロガマ−Aを召喚!」 攻100 「!」 p.35  「手札より超重武者装留ソウルチュウサイをココロガマ−Aに装備!  装備したココロガマ−Aをリリースして デッキから超重武者1体を特殊召喚!  超重輝将ヒス−E! 守備表示のまま攻撃 いや移動できる!」行けっ! 攻2800 「カードを1枚伏せて―― ターンエンドだ!」 p.36  「俺のターン! タイミング良く『十二獣の会局』発動!」ライン踏んだぜ自分フィールドの表側表示のカード1枚を破壊して デッキから『十二獣』1体を特殊召喚できる!  俺は『十二獣の会局』を破壊して デッキから十二獣サラブレードを特殊召喚!  効果で手札の十二獣クックルを捨ててドロー!」 Lv4 攻1600 「十二獣モルモラットを通常召喚」 Lv4 攻守0 「デッキから2枚目のサラブレードを墓地へ! レベル4 3体でオーバーレイ!」 p.37  エクシーズ召喚!! ランク4 十二獣タイグリス! 「効果発動 墓地のサラブレードをX素材に!  更に十二獣ドランシアを重ねてエクシーズ 移動力は素材にした十二獣の合計分!」 ランク4 攻→4000 「んでもって ドランシアのモンスター効果 フィールドの表側表示のカード 1枚を破壊!」 「なっ…」 p.38  オッドアイズ 破壊クラッシュ!! 「くそっ もう少しだったのに…」 ふっ「さすが俺 スーパーデュエリスト」(間に合った〜) 「父親が次期市長と期待されてるだけの事は在るな!」 「関係あるのかしら…」 「そして何時 市長になるんだろう」 あの人 僕がLDSに居た頃から 同じ事言ってるんだけど えっソレ言ってるだけじゃないの? 何だと!? ふぇえっ「3人とも凄い…」ペンデュラムとかリリースとかエクシーズとか なかなか「接戦だな」 p.39  「まだまだ! 戻って来いオッドアイズ!」俺のターン! ペンデュラム召喚! 「EMラディッシュ・ホースの効果発動 その攻撃力分 超重武者ヒス−Eの攻撃力を下げ」 攻→2300 「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの攻撃力をアップする!」移動力だっけ 攻→3000 むっ! 「更にラディッシュ・ホースが中央ラインを越えた為 その真後ろのMゾーンにEMリターンタンタンを通常召喚!」 p.40  「――って ドランシアの直前だと!?」  改めて攻4000 攻400 「バトルだ!」 「アホか!」 「いいや! タンタンは戦闘で破壊された時 フィールドのカード1枚を手札に戻す効果が在る!」 「何!? しまった」 p.41  「十二獣ドランシアを手札に って言うかエクストラデッキに戻す!」 「くそっ クックルもX素材にしときゃあ良かったぜ」そうすりゃ効果防げたのに 「俺はこれでターンエンド」ホース効果終了 LP →400 さぁ「どう出る権現坂」いや「ノボル!」 「――俺は超重武者ダイ−8を守備表示で召喚 効果で2枚目の超重武者装留チュウサイを手札に加える」 p.42  「チュウサイをダイ−8に装備して ダイ−8をリリースし超重輝将サン−5をデッキから特殊召喚!  効果でサン−5をリリースし カードを1枚ドローする!」 ※墓地に魔法・罠が無い場合 「『無念の手札!』 と言ってもどちらも既に手札は無いようだがな ターンエンドだ」 う… p.43  「俺のターン」ちっ「カードを1枚セットして ターンエンド」 「俺のターン もう一度ラディッシュ・ホースの効果で攻撃を変化 後は…」 Goal! 「1着 超重輝将ヒス−E 2着 オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」3着 EMラディッシュ・ホース… スゴーイ やるわね くそー p.44  「エンド宣言を抜かしてる事が多く在りましたね モンスターの移動するのが時間制限みたいな感じになってて…」 「そうだな  気が焦りミスも連発しやすそうだが デュエルの戦略としてはミスを装う事も在りだからな」  結局 勝負が着くまで分からん そーですね 「先程のEMエンタメイトラディッシュ・ホースのような場合ケースは  ターンエンドしなければ 次に自分がターン宣言を行うまで効果を持続させる事が出来る  ただしその新たにターン開始宣言をしたターンには使えない」 ふーん p.45 【9.1.Fri.】 「タイグリスやドランシアをエクシーズ召喚した時 ラビーナより後ろに出てやがったな」 「嗚呼 素材の位置のほぼ中心に現れるらしい」 「二人とも伏せカードを残してたけれど 何だったのか訊いてイイかしら」 「『ペンデュラム・リターン』」 「…秘密だ」 (オッドアイズを止めたのに浮かれてセットし忘れたからな)カッコ悪い  えー ケチー (まぁX素材補充じゃあんまり意味なかったけど)  ※十二獣の相剋 「ユニコーンの効果が使えれば良かったんだけどな」俺は 「『超重武者』は守備で攻撃できる効果でタイミングの指定は無い  オッドアイズ・ユニコーンは『攻撃宣言時』と指定が在るからな」 p.46  「シンプルだけど DMのカードに色々効果が在るから白熱しましたね」 「そうだな」それがデュエルモンスターズ 「全くだ 通常ドロー無しでアレじゃあ普通のデュエルが形無しだな」 「貴方は…」 「モクバだ DMBターミナルの受け渡しの時に話しただろ」通信回線で 「嗚呼  御苦労様です」 「夏にでっかい大会を予定してるんで知らせに来た  梅雨までを目途に予選に当たるようなイベントを企画して実行しておいて欲しいんだ」 p.47  「詳しい事は追って連絡するけれど  ――まぁまずはじゃんじゃん売ってどんどんユーザーを増やしてくれ じゃあな!」 「今のは…?」零児が頭を下げるなんて 「このゲームの製作会社の方だ」 えっ「レオ・コーポレーションが作ったんじゃなかったんですか?」このゲーム 「…ウチはシステム関係とデュエリスト養成中心の会社だ  前社長のコネで押し付けられてな アカデミアの創設に関わった大企業らしいが…」 「――嗚呼  海馬コーポレーションですね 20年ぐらい前にソリッドビジョンを開発した  日本におけるDM関連の販売をほぼ独占して デュエリストの学校も作ったとか…」 p.48  「詳しいな その通りだ」 「昔 父に聞きました 受験したけど落っこちちゃったらしいですが」 ケッ「だっせェ」 「ユーヤ? どうしたの頭押さえたりなんかして」 ん…「ちょっとクラクラして」 「VRヴァーチャル酔いじゃねぇか? 一人だけやたら背ぇ伸ばしてやがるから」現実の肉体と合わないんだろ う…「悪かったな」 「では一旦 休憩に入ろうか 各自ヘッドセットを外してログアウトしてくれ」 はーい ======================================== p.4〜  …柚子の前髪 間違えてる。  洋子さん其の他、資料を見ずに描いてる時が多イので御容赦を。  (零王みたいのやモンスターの多くに関しては、元々上手く描けない★) p.23  指示・表示板:『シート』とも p.28  …彼にとっての『テストプレイ』。  実際の処、一般販売に当たってのテストプレイは既に製作会社がやってますから。 p.29  …二着三着は決まってない、って事。  後で拾おうと思って出来なかった伏線だった筈。 p.17、36  ドロー無しとか言ってたくせに、アッサリ忘れて描いたっぽい自分★  ってな訳で、通常ドロー無し、効果ドロー在りの設定に←いい加減 p.42  …ドローカードは普通公開しない訳だけど。  この場合 使用する気ないから余裕かましてみた、な感じ。  …公式や後で出て来る設定と、合わなくなるようだったら修正★





[PR]動画